デトロイトで昔から論争が盛んなテーマの1つにフォード「マスタング」シボレー「カマロ」というのがある。1967年以降、酒場やドラッグレース場、エンスージアストの心の中など、あらゆる場所で盛んに論じられてきた。それはクルマに対する純粋な情熱の現れでもある。

我々のマスタング対カマロを巡るこの論争は、米国カリフォルニア州にあるウィロースプリングス・レースウェイへ向かう飛行機に乗る前から始まっていた。だが、多くのクルマ好きな男達とは違って、我々は柔軟な態度を保ち続けた。米国版Autoblog編集長のマイク・オースチンと編集主任グレッグ・ミリオーレは、どちらのクルマに対しても強い忠誠心を持たない数少ない人間だ。実際、これは仕事の一環であり、中立の立場を守るべきなのだ。

ある晴れた日の朝、我々は周囲を壮大な景色に囲まれ、高低差が激しく、曲がりくねった1マイル(約1.6km)のコース、ウィローのホース・シーフ・マイルに着いた。我々の"馬"は、赤い「マスタングGT」と青の「カマロSS」で、両車とも6速MTとV型8気筒エンジンを搭載。このサーキットで、2日間に及ぶ激戦が行われることとなった。運転していない間も、我々は討論し、時には脅しめいた言葉さえ投げかけ合った。

最終的に、冷静なプロデューサーたちに諭され、我々は評決に至った。現行世代のマスタングとカマロは、どちらも史上最高の出来栄えだ(スペックの比較はこちら)。両車ともモダンかつパワフルで、完成度の高いマッスルカーである。他の国ではこのようなクルマを造ることも、こんな激戦を繰り広げることもできなかっただろう。シボレーフォードは、そういう意味では両方とも勝者と言える。ところで我々のテストではどちらが勝ったのか? ビデオでご覧いただきたい。


By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー