日産、マイナーチェンジした「ローグ」にハイブリッドを追加
Related Gallery:2017 Nissan Rogue and Rogue Hybrid

日産は、北米市場で販売しているエクストレイルの兄弟車「ローグ」の2017年モデルにスタイリングのリフレッシュと新機能の追加を施し、さらにハイブリッド・モデルを投入した。前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)の両方が用意され、2.0リッター直列4気筒エンジンと30kwの電気モーターの組み合わせによる最高出力は176hpと、2.5リッター4気筒を積む非ハイブリッド・モデルより6hp増となる。

ローグ ハイブリッドの燃費は、FWDが34mpg(14.4km/L)、AWDは33mpg(14.0km/L)。標準モデルのローグはそれぞれ29mpg(12.3km/L)と28mpg(11.9km/L)となるため、共に5mpg向上する。また、驚くことにこのハイブリッド・パワートレインは室内空間をほとんど犠牲にすることがなく、前列シート後方が約5.6リッター、2列目シート後方が約31リッターほど狭くなるだけだという。なお、ハイブリッド・モデルは状況に応じて後部座席を折りたためる「ディバイド&ハイド・カーゴシステム(Divide-N-Hide Cargo System)」が装備されず、2列目シートが固定となる。

日産は、この新型ローグ ハイブリッドの価格をまだ発表していないため、標準モデルよりもどれほど高額になるのか分からない。「ムラーノ」と「ムラーノ ハイブリッド」の価格差から想定すると、3,000ドル(約31万円)以上は高くなると思われる。



ローグの進化はハイブリッド・モデルの追加だけに留まらない。他のラインアップについても、新たなスタイリングや機能が与えられている。エクステリアでは、アップデートされたヘッドライトとテールライト、そしてムラーノを彷彿とさせる「Vモーション」グリルを全車に採用。クロームの装飾も増やされた。インテリアはフラットボトム形状のヒーター機能付きステアリング・ホイールやスポーツ・モード付きシフターが採用され、シートおよびミラーのメモリー機能が用意された。また、上質のレザーを使用した 「プラチナム・パッケージ」が新たに設定された。

ベース・グレードでも、シート・ヒーターやリモコン・エンジン・スターターが標準で装備される。さらに、インテリジェント・クルーズ・コントロールや、車線逸脱警報(LDW)および車線逸脱防止支援システム(LDP)、ハイビーム・アシスト・ヘッドライトが装備され、自動緊急ブレーキには新たに歩行者検知機能も追加されたため、より安全性が高まった。ハイブリッド・モデル同様、標準モデルの価格もまだ明らかになっていないが、現行の価格から大きく変わることはないと思われるため、2万4,000ドル(約246万円)強というところだろう。ベース・モデルは11月初旬、ハイブリッド・モデルは年末から販売される予定だ。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー