【ビデオ】中国で大量投入されたパワーショベル軍団が、一晩のうちに高架道路を撤去
先月末、中国の建設会社は大量の"パワーショベル軍団"を投入して、老朽化した高架道路をたった一晩で撤去するという、とんでもなくクレイジーで効率的な解体工事をやってのけた。

米国のニュースメディア『Business Insider』よると、この解体プロジェクトは中国東部の江西省南昌市で8月26日に開始された。午後10時30分、116台のパワーショベルが同市中央に位置する2車線の高架道路の両側に集結。所定の位置につくと、パワーショベルは約520mにわたる高架道路をアームに取り付けた油圧ハンマーで取り壊しはじめた。夜明けまでに主要構造部はなくなっていたという。解体・撤去の全工程をわずか56時間で終わらせてしまったそうだ。

国営テレビ局の中国中央テレビ(CCTV)では、24年前に建造されたこの高架道路の道幅が狭すぎるため、増え続ける交通量に対応しきれなくなってきたことから解体されることになったと報じている。この高架道路が同市に建設中の地下鉄2号線工事の妨げになっていたことも、解体された理由の1つだ。

中国当局がこうした問題を解決するために大量の作業員と重機を投入したのは、これが初めてではない。昨年11月、北京市東部にある三元橋の解体・架け替え工事はたったの43時間で完了している。中国全土における自動車保有率の増加は、特に橋や高架道路といったインフラに深刻な負担となっており、南昌市で行われた解体工事のように、効率的かつ入念に計画されたプロジェクトを遂行することが、同国の開発速度に対応するためには極めて重要だと『Business Insider』は書いている。




By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー