アウディ、新型「A5 スポーツバック」および「S5 スポーツバック」の画像と概要を発表
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アウディは、今年6月に新型「A5」と「S5」のクーペを発表したばかりだが、9月29日に開幕するパリ・モーターショー 2016では、それに後部座席用ドアとリアハッチを備えた「A5 スポーツバック」および「S5 スポーツバック」を公開する。

このスポーツバックは、クーペのようなスポーティな感覚とハッチバックの機能性を併せ持つクルマを求めるドライバーに向けたモデルだ。ドアが3枚増えたことを除けば、クーペとの違いはほとんど見当たらない。



この新型モデルでは、フォルクスワーゲン・グループの縦置エンジン用「MLB」プラットフォームを採用し、これによって先代型より85kgも軽量化されたという。欧州の顧客は2種類のガソリン「TFSI」エンジンと3種類のディーゼル「TDI」エンジンから選択可能だ。2.0リッター直列4気筒TFSIエンジンは最高出力が190psと252psの2タイプ、そしてTDIは190psの2.0リッター直列4気筒と、218psおよび286psの3.0リッターV型6気筒が用意される。トランスミッションは6速マニュアルまたは7速デュアルクラッチ式「Sトロニック」、そして286psのTDIには8速ティプトロニックが組み合わされる。前輪駆動または4輪駆動の「クワトロ」が選べるが(286psの3.0 TDIは4輪駆動のみ)、4気筒のMT車には状況に応じて後輪の駆動を解除し燃費効率を上げる「ウルトラ・テクノロジー」を採用した最新のクワトロ・システムが採用されている。

Static photo, Color: Ara Blue

高性能版の「S5 スポーツバック」は、新開発の3.0リッターV型6気筒ターボ「TFSI」エンジンが最高出力354psと最大トルク51kgmを発揮し、8速ティプトロニックATを介して4輪を駆動する。5ドアにもかかわらず、0-100km/h加速は4.7秒と、2ドアのS5 クーペと同等だ。最高速度は250km/hで電子的に制御される。

ディーゼルとガソリンに加えて、A5 スポーツバックはフレキシブルな燃料の選択を求めるドライバー向けに「g-tron」仕様も設定されている。これは170psを発生する2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載し、天然ガスやガソリン、そして「Audi e-gas」と呼ばれる化学合成ガスが使用可能だ。

Static photo, Color: Daytona Grey

エクステリア・デザインは、クーペと同じくアウディの新しいシングルフレーム・グリルと力強いフロント・エンドを採用している。一方、リア部分には「A7」で見られるようなファストバック風のデザインが取り入れられており、ソフトな印象となっている。フロントはスポーティ、リアはラグジュアリーな雰囲気だ。

Interior

インテリア・デザインも2ドア・クーペと類似している。インフォテインメント用にMMIタッチ付の8.3インチ・ディスプレイと、計器類に替わる12.3インチの大型高解像度TFTモニター「バーチャル・コクピット」が搭載されたハイエンドな仕様だ。ご想像の通り、ドアを2つ追加したことによって車内のスペースはクーペより広く、先代よりも拡大されている。

価格はA5 スポーツバックが3万7,800ユーロ(約436万円)から、S5 スポーツバックは6万2,500ユーロ(約721万円)からとなっている。欧州では2017年初頭から発売される予定だ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー