BMW、プラグイン・ハイブリッドの「X1 xDrive25Le iPerformance」を中国で発表
BMWが販売している「i3」と「i8」は、特徴的で分かりやすい電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車だ。その一方で、今年7月に発表された「iPerformance」のラインアップはちょっと分かり難い。i3とi8ほど先鋭的ではないiPerformanceのクルマは、従来のBMW車をベースにプラグイン・ハイブリッド化したモデルであり、電気モーターとバッテリーを搭載し、さらに名前が示す通りパフォーマンスが強化される。その最新モデルの「X1 xDrive25Le iPerformance」が、中国で現在開催中の成都モーターショーで発表された。

このプラグイン式となった「X1」は、フロントに積まれた1.5リッターのガソリン・ターボ・エンジンが、最高出力136psと最大トルク22.4kgmを発生し、加えて10.7kWhのリチウムイオン・バッテリーとリア・アクスルに搭載された電気モーターが、最高70kW(95.2ps)の出力と、発進時から直ちに16.8kgmのトルクを発揮する。「eブースト」機能を使えば合計39.3kgmものトルクと4輪駆動で、0-100km/hまで7.4秒で加速できるという。電力のみで走行可能な距離は約60km。35リッターの燃料タンクを満タンにすれば、航続距離は複合モードで630kmにもなるという。その際の燃費は1.8リッター/100km(約55.6km/L)だ。

電力駆動時の最高速度は120km/hだが、これは「MAX eDrive」モードを選択した場合。通常の「Auto eDrive」モードでは、「複合的なエネルギー効率を簡単に最大限に生かすため、動力源の単独もしくは複合使用を賢く選択する」という。現実的に言えば、走行速度が80km/hに達すると電気走行は打ち切られるというわけだ。それ以上の速度になるか、ドライバーがアクセルを踏みこむと、「システムがガソリン・エンジンを自動的に始動させ、十分な動力を提供しドライバーが期待する優れたドライビング体験をお届けするため、両方の動力システムが互いに作用し合うようになる」という。また、これから街中へ入り渋滞が予想される場合など、バッテリーの残量をそれまで取っておくために「セーブ・バッテリー」モードも用意されている。バッテリーは220V/16Aの充電器を使えば3.7時間でフル充電が完了、2.9時間で80%まで充電される。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー