ダイムラー、テスラに対抗して少なくとも6車種の電気自動車を開発中?
ダイムラーのテスラに対抗する計画は、当初よりも意欲的なものとなっているようだ。9月3日にロイター通信が報じた記事によると、ダイムラーが開発を進めている電気自動車(EV)の数は"少なくとも"6車種で、もしかすると9車種になる可能性もあるという。正確な開発車両リストは公表されていないが、ダイムラーの中心的自動車メーカー、メルセデス・ベンツは今年5月に2車種のセダンと2車種のSUVの開発計画を明らかにしていた。ドイツの自動車情報サイト『Automobilwoche』がその情報提供者の話として伝えたところでは、コンパクトカーやセダンも開発するが、注力するのはクロスオーバーSUVになるとのことだ。

ロイター通信の記事でも、充電式バッテリーで約50kmの距離を走行可能で、それを走り切ると水素燃料電池に切り替わるプラグイン・ハイブリッドSUVが登場すると伝えている。そのような仕様なら、理論的には環境への影響もなくガソリン燃料車よりも航続距離が長くなるということだ。

ただ、今回言及されているモデルの多くを目にするのはまだ少し先になるらしい。Automobilwocheのリーク情報では、2018年から2024年までに登場するのではないかとされている。とは言うものの、ダイムラーは、テスラのイーロン・マスクCEOが提言するマスタープランのパート2や、アウディなどライバル社の計画は重々承知しているようだ。米国のライバル社同様、ダイムラーもニッチ市場に1モデルか2モデルを投入するだけで満足はしない。EVで成功するためにはEVのラインナップを拡大しなければならないことは得心しているのだ。


注:この記事は、米国版『Engadget』のJon Fingas記者による記事を転載したもの。

By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー