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ダイハツは9月7日、新型軽乗用車「ムーヴ キャンバス」を発売した。

軽自動車ユーザーの中で多くを占める女性の中でも、特に「普段の暮らしに少しの変化を与えることで、自身のライフスタイルを楽しむ女性」をターゲットに、このムーヴ キャンバスの企画・開発は行われたという。

ミラ」と「ミラ ココア」がボディの形状からしてまったく異なるように、このムーヴ キャンバスも、単なる「ムーヴ」のバリエーションには留まらない。最大の特徴は全高1,700mm以下の軽乗用車としては初となる両側スライドドアの採用だ。箱形のパッケージを丸みのある線でソフトにまとめたボディのサイズは、全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,655mm。ムーヴより25mm高く「ムーヴ コンテ」と同寸だが、2,455mmのホイールベースはムーヴ コンテより35mm短くこちらはムーヴと同一。最小回転半径もムーヴと同じ4.4mとなる(ムーヴ コンテは4.5m)。ただし両側スライドドアを装備するため、車両重量はムーヴより90kgほど重く、むしろ「タント」に近い。



ボディ・カラーは、「ストライプスカラー」と呼ばれる2トーン8色と、モノトーンカラー9色の全17色から選択可能。ファインミントメタリック、スムースグレーマイカメタリック、ナチュラルベージュマイカメタリックの3色は、このクルマのために用意された新色だ。「X」グレードと「G」グレードに設定された「メイクアップ」仕様では、内外装の各部にメッキ加飾が施され、シートもパイピング付きの専用ファブリックとなる。






また、近年では親世代と同居してクルマを共有する人々が増えていることから、このムーヴ キャンバスでは「幅広い世代の使いやすさ」も考えて設計されたという。後部座席の下には、引き出し式の収納「置きラクボックス」を設定し、車両の後方へ回り込んでトランクに荷物を積む手間がなるべく省ける使い方ができるようになっている。さらに、ステアリング操作に連動して進行方向を照らす「Bi-Angle LEDヘッドランプ」を軽自動車に初採用(「G」グレードに標準装備)。夜間の運転時にも高い視認性が確保される。また、車体の前後両側に搭載された4つのカメラを使って、駐車場や見通しの悪い交差点、狭い道でのすれ違い時に、車両を上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」も、ダイハツ車で初めて採用された(メーカーオプション)。もちろん、カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーを使った衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」も一部グレードを除き標準装備される。



パワートレインはお馴染み658ccの直列3気筒DOHC「KF」型自然吸気エンジンが、最高出力52ps/6,800rpmと最大トルク6.1kgm/5,200rpmを発生。トランスミッションにはCVTが組み合わされる。前輪駆動のほか、全グレードで4輪駆動も選べる。JC08モード燃費はFF車が28.6km/L、4WD車が27.4km/Lと、こちらもムーヴとムーヴ コンテの中間だ。



価格は、装備が簡略化された「L」の118万8,000円から、最上級グレート「G"メイクアップ SAⅡ"」の4WD車が166万8,600円まで(消費税込み)。女性がターゲットということで、笑顔のようなフロント・フェイスのデザインには抵抗を感じる男性もいらっしゃるかとは思うが、機能や装備に関しては、間違いなくダイハツの軽乗用車で最先端を行っている。ちなみに車名の「キャンバス」は、帆布の"canvas"ではなく、実は"canbus" と表記する。ダイハツによると、これは「CAN=何でもできる」+「BUS=ミニバスのようなデザイン性」により、「暮らしの可能性を広げられるクルマを表現」したものだとか。詳しい情報は以下のURLから、公式サイトをどうぞ。後ほど発表会の様子もお届けします。


ダイハツ 公式サイト:ムーヴ キャンバス
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/move_canbus/index.htm