ドイツ政府、FCAのディーゼル排出ガス不正調査を欧州委員会に要求
今年5月、ドイツ政府はフィアットクライスラー・オートモービルズ(FCA)のディーゼル・エンジン搭載車に排出ガス不正ソフトウエアが搭載されている疑いがあるとして、販売禁止もあり得ると通達した。当時、疑惑があるとされたのはフィアット「500X」だ。その後、イタリア当局はこの問題を精査し、そのような装置は見つからなかったと回答。しかし、ドイツはこれに引き下がることなく、欧州委員会(EC)に調査を求める書状を提出したことが、9月1日に明らかとなった。ドイツ運輸省は、FCAが販売する4車種の排出ガス試験結果について、不正の疑いがあると主張している。

ロイター通信によると、ドイツが行った新たな試験でFCA製の4車種に「排ガス浄化装置を停止させる違法な機能」が搭載されていることが判明したという。ドイツのニュース誌『Der Spiegel』オンライン版では、この4車種を新型500Xの2モデル、フィアット「ドブロ」、ジープ「レネゲード」であると報じている。ドイツのアレクサンダー・ドブリント連邦交通大臣は、ECに提出した書状の中でこの4モデルについて指摘し、ECがイタリア当局に接触する必要があると述べている。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー