シボレーの「Bolt」と「Volt」、韓国では発音も表記もまったく同じ
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ゼネラルモーターズ(GM)は近々発表される電気自動車に「Bolt(ボルト)」という名前を付けた。それは2010年12月から米国で販売されている、レンジエクステンダー搭載のプラグインハイブリッド車「Volt(ヴォルト)」の流れを受け継いでいることを示す意図があったようだ。しかしながら、韓国では、この2つの名前があまりに似過ぎて不安になるほどなのだ。自動車メディア『Wards Auto』によると、実際には全く区別がつかないのだという。

韓国語では英語の"B"と"V" に当たる文字と発音が全く同じになってしまう。そのため、韓国のGMはこの2つのモデルに明確な区別を付けるため、韓国向けマーケティング資料にはBoltの名前の後に"EV"を付け加えることにした。今年6月に釜山国際モーターショーで韓国デビューを果たした2代目Voltを、GMはこの国で主にカーシェアリング向けに売り込んでいるが、韓国でEVのBoltを発売する計画は今のところないらしい。

さて、とりあえず韓国では販売されないBoltだが、実は今年末に各国で発売されるこの新型電気自動車の開発に、韓国は大きな役割を果たしている。韓国に本拠を置くLG電子は、Boltに使われているモーター、インバーター、インフォテインメント・システムなど11種の主要コンポーネントを製造しており、ソウル近郊に3年前に完成したLG電子仁川キャンパスでこれらの生産ラインを強化すると発表している。同社がGMと昨年秋に結んだ契約によると、これらの部品は今後6年間にわたり供給される予定だ。ついでに言うと、Boltのデザインは韓国にあるGMのデザイン・スタジオが手掛けたものである。

Boltは今年10月から量産開始となる予定で、米国における販売価格は3万7,500ドル(約387万円)、連邦政府と州政府からのEV補助を受けると実質購入価格は3万ドル(約310万円)前後になる見込みだ。1度の充電でおよそ200マイル(約322km)の距離を航続可能とされている。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー