新興企業のDrive.ai、絵文字でコミュニケーションを図る自動運転車を開発中
近い将来、我々が自動運転車と道路を共有するようになることは避けられないようだ。だが、自動運転車が関わり合うのは他のクルマだけではない。自動車、歩行者、自転車やバイクに乗る人たちが、みんな同じ道路を利用する。そこで、自動運転に携わる米国の新興企業Drive.ai社は、道路をより安全で効率的なものにするため、利用者みんながコミュニケーションを図れる技術開発に取り組んでいる。

米国のテクノロジー情報サイト『The Verge』によると、Drive.aiの共同創設者、キャロル・レィリー氏はジョンズホプキンス大の大学院卒。彼女の目標は、自身が学んだ機械学習の知識を自動運転車の開発に生かし、何百万もの異なるシナリオに対してどう対応すべきか命令されるのではなく、行動を学ぶことのできるシステムを作ることだという。

機械学習に加えて、Drive.aiは路上にいる人と自動運転車がコミュニケーションを取るための方法に取り組んでいる。実際にシステムが言葉を発するのではなく、メッセージを伝えるために文章や絵文字のような画像を使ったLEDのサインを同社では開発中だ。例えば、歩行者に道路を安全に渡れると知らせる時は、シンプルに手を振るといったジェスチャーの替わりになるサインを表示することを目指しているという。現在でさえ、人間のドライバーがクルマの外にいる人とコミュニケーションを取る方法は限られているのだ。

Drive.aiは、クルマのクラクション機能の改善にも取り組んでいる。レィリー氏によると、クラクションは音量と方向が限られているという設計上の問題があるという。より多くのバリエーションがあれば、クラクションの使い方が改善され、周囲の人とより良いコミュニケーションが取れるだろうと同氏は話している。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー