「メルセデスAMG GLC 43クーペ」、来たるパリ・モーターショーで公開
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AMGはメルセデス製のあらゆるクルマにそのバッジをつけ、高性能バージョンのラインナップ拡充に努めているようだ。来たる9月29日に開幕するパリ・モーターショーでは、AMGのロゴだけでなく、ボディを見てもホイールを見てもそれと分かる「GLCクーペ」のAMG仕様が登場する。

この「メルセデスAMG GLC 43クーペ」はファストバック・スタイルのクロスオーバーで、コンパクトSUVの実用性に加え、スポーティさも求めるドライバーを惹き付けるクルマとなっている。他の「43 AMG」モデルと同様、メルセデスの通常の市販車と、45、55、63、65シリーズなど本格的なAMG製モデルとの間に位置する"トゥイナー(中流生活志向者)"的なモデルである。

この最新AMG"クーペ"の特徴は、クロスオーバーのメルセデスAMG GLC43と同じ3.0リッターV6ツインターボ・エンジンを搭載し、最高出力367ps、最大トルク53.1kgmを発生する。AMGがチューンしたパフォーマンス志向のフルタイム四輪駆動システム「4MATIC」は、駆動力を前輪31%:後輪69%とリア寄りに配分。最新の9速オートマティック・トランスミッション「9G -TRONIC」により、0-100km/hまでわずか4.9秒で加速する。



ボディ以外のスペックはGLC 43と同様となっており、より大きくなったブレーキは、フロントに4ピストン固定キャリパー、リアにはシングル・ピストンのフローティング・キャリパーを採用。「エアボディコントロール・システム」のAMGバージョンはサスペンションのモードを切り替えられるだけでなく、ちょっとしたオフロードではボタン操作で車高を引き上げ、最低地上高を確保することも可能だ。ただし標準装着のタイヤは明らかに市街地向けだが。

エクステリアは完全にAMG仕様のパッケージを備えており、写真で分かるようにブラックのGLC43 クーペが素晴らしいルックスになっていることは認めざるを得ない。



ブラックを基調に赤いステッチが施されたインテリアには、「MB-Tex(メルセデス製合成皮革)」とDINAMICAマイクロファイバーを採用したスポーツシートや、同じ素材で巻かれたフラットボトム形状のマルチファンクションス・テアリングホイールを装備。さらに赤いシートベルトがスポーティな雰囲気を演出する。同じ理由でメーターの文字盤もチェッカーフラッグ柄だ。その間に備わるディスプレイには、走行会でラップタイムを記録することが出来る「レース・タイマー」も搭載されている。

GLC43 クーペは今秋のパリ・モーターショーで公開された後、発売は来年になる見込み。これでは満足できず、もっと速いファストバック・クロスオーバーが欲しいという方のために、V型8気筒ツインターボを搭載する本格的なAMGモデルの「GLC 63」も続いて登場する予定だ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー