フォード「フォーカス エレクトリック」、2017年モデルはバッテリー容量が46%アップ?
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フォードが販売している電気自動車(EV)「フォーカス エレクトリック」の2017年モデルは、1回の充電で走行できる距離がこれまでに言われていたよりも長くなるようだ。だがそれでも、シボレーBolt(ボルト)」のような新型EVが予定している航続距離に敵わないのは残念である。とはいえ、フォーカス エレクトリックの方が価格は安くなるはずなので、航続距離よりも車両価格を重視したい方にはおすすめだろう。

EVに関する情報サイト『Inside EVs』に掲載されたスペックによると、2017年モデルのフォーカス エレクトリックは新たに33.5kWhのバッテリーを搭載することになるという。23kWhだった2016年モデルに比べ容量が46%増加し、航続距離は76マイル(約122km)から110マイル(約177km)以上に伸びる見込みだ。これでフォーカス エレクトリックも、ヒュンダイの新型EV「アイオニック」や日産「リーフ」と同等の航続距離を達成することになる。しかし、リーフはそろそろアップグレードを受ける時期(遅すぎるという声もあるが)なので、今後は航続距離をぐっと伸ばしてくることだろう。

フォードの広報担当は「米国環境保護庁(EPA)の認可が下りるまで、今のところお伝えできることはありません」とAutoblogGreenの問い合わせに答えたが、フォーカス エレクトリックが直流急速充電器に対応することは強調していた。

フォードの重役、ケビン・ライデン氏は4月にデトロイトで開催されたSAEワールド・コングレスにて、2017年型フォーカス エレクトリックは少なくとも航続距離100マイル(約161km)を達成するだろうと語り、将来的にはさらに大きな計画があることも示唆した。同社は昨年12月、EV開発に45億ドル(約4,500億円)を投入すると提言し、今年4月にはマーク・フィールズCEOが、今後開発していくEVの航続距離は200マイル(約322km)を実現すると語っている

現行型フォーカス エレクトリックの販売は決して好調とは言えない。7月までの段階で、今年の販売台数は504台と、昨年同期に比べ47%も減少している。2017年型フォーカス エレクトリックの価格はまだ公開されていないが、連邦政府や州の補助金別で3万ドル(約301万円)以下に抑えられるだろう。ちなみにシボレー Boltの希望小売価格は3万7,500ドル(約377万円)になる予定だ。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー