木目調の装飾が懐かしい、1987年型ポンティアック「サファリ」を廃車置場で発見 
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1960〜70年代、米国製のフルサイズ・セダンをベースにしたステーションワゴンは、ファミリーカーの定番だった。シボレーの「キングスウッド・エステート」やフォードの「カントリー・スクワイア」、アメリカン・モーターズ(AMC)の「アンバサダー」など、こうしたクルマの多くは、ボディのパネルやトリムに、臆面もなく偽の木目調プリントが施されていた。しかし、そんなステーションワゴンは、1980年代後半になるとほとんど見られなくなってしまう。だから筆者が先日、デンバーの廃車置場で発見した87年型ポンティアック「サファリ」は、当時としても珍しい存在だった。



このワゴンに搭載されているのは、最高出力140hpを発生する307キュービック・インチ(5.0リッター)のオールズモビル製V型8気筒OHVエンジン。同じゼネラル・モーターズ(GM)に属するビュイックシボレーポンティアックキャデラックでも採用されていたエンジンだが、1990年モデルを最後に生産が終了している。



これが新車で販売されていた時代には、この"木目調"の装飾が本物っぽく見えたのかといえば、もちろんそんなことはない。しかし、これも愛すべきアメリカの伝統文化の1つだったのだ。


by Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー