ホンダが11速トリプルクラッチ式トランスミッションの特許を申請
燃費効率を向上させるため、自動車メーカーはトランスミッションに可能な限り多くのギアを詰め込もうとしている。ゼネラルモーターズ(GM)シボレー「カマロZL1」に10速ATを採用し、2017年型フォード「F-150」にも、同様のトランスミッションが採用される予定だ。昨年、フォードは11速ATの特許を申請したが、これに続いて今度はホンダが、デュアルクラッチではなく、11速のトリプル(!)クラッチ式トランスミッションの特許を申請した。

カナダの自動車メディア『AutoGuide』によると、この特許は11段のギアと3組のクラッチを使うトランスミッションに関するもので、第3のクラッチによりデュアルクラッチ・トランスミッションの切り替え時に起こるトルクの低下を減少させることができるという。その結果、燃費の改善とより素早いギアチェンジが可能になるという、2つのメリットを生み出せるようだ。このトランスミッションにシャフトがいくつあるのかも(ちなみにデュアルクラッチ式では内側と外側に二重構造になっている)、具体的にどのような構造になるかも、今のところ明らかになっていない。

これはまだ特許の段階なので、どの車種に11速ATが使用されるのかは分からず、ホンダがこれを実際に採用するのかどうかさえはっきりしない。ホンダはこのハイテクなギアボックスを、「フィット」のような小型で低燃費のクルマに搭載してさらなる低燃費を目指すのかもしれないし、日本国外で販売されている「パイロット」のような燃費効率の向上を切実に必要とする大型車に採用する可能性もある。あるいは、スポーツ・モデルのために開発しているのかもしれない。

この特許は5月27日に申請されているが、現在は日本の特許庁のウェブサイトで閲覧することはできないようだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー