アストンマーティン、「ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ」の限定生産を発表
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アストンマーティンは、先週カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンスで「ヴァンキッシュ・ザガート・クーペ」を初めて米国で公開し、同時にそのコンバーティブル・バージョン「ヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテ」の発売を発表。カーメルに出店したアストンのポップアップ・ショップには、限定99台となるこのコンバーチブルを求めて多くのコレクターが駆けつけた。

一足先に限定発売されたクーペと同じく、このヴォランテには最高出力600psを発生する6.0リッターの自然吸気V型12気筒エンジンが搭載され、0-60mph(約966.6km/h)加速は3.7秒と、新型「DB11」の3.8秒を凌ぐ速さを誇る。

もちろん、他のモデルとは一線を画すスタイリイングの特徴もある。円形テールライトのリフレクターには、アストンのサーキット専用スーパーカー「ヴァルカン」と同様、LED"ブレード" テクノロジーを採用しているほか、フロントからリアまで低い位置に続くカーボンファイバー製サイドシルが、スポーティさを一層際立たせている。折り畳み式ソフトトップが、開けるとシート後方に見えないように格納されるのは、ベースとなった「ヴァンキッシュ・ヴォランテ」と同様だ。

アストンのデザイン・ディレクターを務めるマレク・ライヒマンによれば、ザガート・バージョンはクーペと同様に、より力強く流麗なフォルムになっているという。インテリアは、シートやドアにザガートの頭文字がキルト風にステッチされ、ヘッドレストにはロゴがエンボス加工されて華やかな雰囲気に仕立てられている。



このヴァンキッシュ・ザガート・ヴォランテは、1960年代の「DB4GT ザガート」から続くイタリアの名門デザイン・ハウス、ザガートとアストンマーティンのコラボレーションによって誕生した最新作で、特に北米市場向のモデルであるという。つまり、2003年に限定99台が製造された「DB AR1」の直接的な後継モデルとも言える。当時の「DB7」をベースしたDB AR1は、現在コレクター垂涎のモデルとなっている。

なお、アストンのポップアップ・ショップでは数々のDBモデルが展示され、多くのエンスージアストやオーナーを魅了した。そのラインアップには、アイコン的モデルの「DB5」、映画『007』シリーズの最新作『007スペクター』に登場する「DB10」、そして、もちろん最新のDB11などがある。

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By Matthew Askari
翻訳:日本映像翻訳アカデミー