BMW、懐かしいスポンサー・カラーを思わせる「2002オマージュ」をモントレーに出展
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米国カリフォルニア州で先週行われたモントレー・カー・ウィークで、BMW「2002オマージュ」が新たな(しかし懐かしい)カラーリングをまとい再び脚光を浴びた。このクルマは今年5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で発表された車両と同じく、BMWの最新モデル「M2」をベースに1970年代の「2002ターボ」に着想を得たデザインで仕上げたコンセプトカーだが、イタリア・コモ湖畔からペブルビーチに場所を移した今回の展示では、かつてリキュール会社がスポンサーをしていたレーシング・マシンを思わせるペイント・スキームが施されていた。



オレンジ色と黒を基調としたそのカラーリングは、1970年代に欧州のレース・シーンに最も頻繁に登場したスポンサーの1つ、マースト・イエーガーマイスター社のリキュールを想起させる。だが、車体のどこにも、「イエガーマイスター」の名前は見当たらない。代わりに「ターボマイスター」という架空のスポンサー名が同じフォントで書かれている。さらに、イエーガーマイスターの紋章に描かれた鹿の頭に替えて、ターボチャージャーを図案化したロゴまで見える。つまり、BMWは"ターボのマイスター(巨匠)"であると言い表しているわけだ。なかなか粋なことをする。

2002ターボは欧州初のターボチャージャー付きエンジンを搭載した量産車であり、BMWによれば現在のターボ技術はこのクルマに起源を遡ることができるという。技術が継承されていることは確かに素晴らしいが、我々の興味を引いたのはむしろ、写真でご覧いただけているこのクルマの見た目の方である。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー