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新型「フォードGT」が発表された際、フォードはこのクルマを手に入れるのに必要なのがお金だけではないことを明かして話題を呼んだ。購入希望者は、審査申込みの書類を提出し、メーカーから"ブランド大使"に選ばれなければ、"売ってもらえない"のだ。このクルマを喉から手が出るほど欲しいファンは大勢いる上、年間250台の限定生産と台数も限られていることもあり、多くの人にとっては、ただ審査に落とされるためだけに申し込みを行うような状況であった。しかし今回、フォードGTの生産期間が2年間、つまり2020年まで延長されることが決定し、審査で落とされた応募者にも再びチャンスが巡ってくることとなった。

3年目となる2019年に生産される分は、2017~2018年に生産される車両の応募者で順番待ちリストに入っている人々に提供され、最終年となる4年目の分は、前回の審査で落ちた応募者と応募の機会を逃した人たち向けとなる予定だ。フォードは新規の申し込みや申し込み内容の更新を、2018年初めより受け付け開始するという。

今回、フォードはこの生産延長の他に、今年のル・マン24時間レースでクラス優勝したGTレーシングカーのモータースポーツ活動を引き続き行っていくことも発表した。国際モータースポーツ協会(IMSA)とFIA(国際自動車連盟)の耐久レース・イベントに、今後4年間は参戦を続けるという。

フォードGTのオーナーとなる資格が認められなかった人には、審査書類を磨き上げるために約1年半の期間が与えられたことになる。今度はフォードのお眼鏡に適い、無事にGTオーナーになれることを祈るばかりだが、もしまた落とされたとしても、モータースポーツの世界で挑戦するフォードGTの姿を楽しむことは少なくともできるはずだ。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー