【ビデオ】ボルボ・トラック、2,400馬力の特製セミトラックで世界最速を狙う!
大型のセミトラックで楽しいパフォーマンスを見せてくれる企業といえば、ボルボ・トラックしかないだろう。同社はこれまでにも、ケーニグセグとサーキットで勝負したり、4歳の少女にリモコンでトラックを操縦させたりしてきた。その新たなる挑戦として、同社が世界最速の座を狙うために製造したという4.5トンの高速トラック、「アイロンナイト」をご紹介しよう。

ボルボ・トラックは来たる8月24日に、最高出力2,400hpを誇るアイロンナイトでトラックの世界最速記録更新に挑戦する予定だ。このセミトラックは、大幅に改良された「D13」ディーゼル・エンジンを搭載しており、4基のターボチャージャーと水冷式インタークーラーを装備する。ミッドマウントされたエンジンは、デュアルクラッチ式トランスミッション「I-シフト」を介してパワーを路面に伝えるが、このトランスミッションは611.8kgmの最大トルクに対応するためにクラッチを強化しただけで、ほとんど手が加えられていないという。念のために言っておくが、この数字はタイプ・ミスではない。

このエンジンに関して、ただ「大幅に改良された」と表現するのはやや控え目すぎるかもしれない。最大の場合でも、ストック状態のD13エンジンが発生する最高出力は500hp、最大トルクも255.8kgmに過ぎないからだ。ボルボの市販セミトラックのラインアップから流用されたパワートレインを除けば、アイロンナイトは完全に一から製作された車両だ。

なお、ボルボ・トラックがセミトラックで世界記録を樹立しようとする試みは今回が初めてではない。2011年に、同社は最高出力が2,000hpを超えるハイブリッド・セミトラクター「Mean Green」(ミーングリーン)で500mと1000mを走行し、両方で世界新記録を達成している。アイロンナイトも同じカテゴリーに挑戦する予定で、それぞれの距離において最速の平均速度を出すことを目指すという。

まずは挑戦に先んじてボルボ・トラックから公開された、期待が膨らむティーザー映像をご覧いただきたい。




By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー