ロンドンの警官が、ランボルギーニ「ウラカン」を不当に押収し乗り回していた事が発覚
英国ロンドン警視庁の2人の警察官が、6月2日にヒースロー空港付近で対応したランボルギーニ「ウラカン」の押収は不当だったとして、現在問題視されている。さらに2人の警察官は押収後、そのウラカンを勝手に乗り回していたというのだ。

写真は押収現場を捉えたものである。押収されたウラカンはロンドンを拠点にしている高級車専門レンタカー会社「シティ・スーパーカーズ」の車両で、同車の保険が切れているということで停車の指示を受けた。英国では、警視庁は国家のデータベースを使用して車両のナンバープレートを検索し、該当するクルマの保険の状態を確認できる。しかし、シティ・スーパーカーズは、この直前にウラカンの保険を更新していた。つまり、更新した情報がデータベースにアップロードされる前に押収されたというわけだ。シティ・スーパーカーズの経営者アーウィン・マッキー氏は電話で警視庁に状況を説明したが、警視庁側は耳を貸さなかったという。

「電話に出た警察官の対応は理不尽で、話を聞いてくれませんでした。とにかく、私は落ち着いて事実を述べようとしましたが、警察官は聞く耳を持たず、全く受け入れてくれませんでした。とても憤りを感じましたね」とマッキー氏は英国の新聞社『Telegraph』の取材で語っている。

結局、ウラカンは押収されることとなったのだが、対応した警察官は押収所へ運ぶ前にランボルギーニのドライブを少しだけ楽しむことにしたらしい。マッキー氏がウラカンの追跡ソフトウェアを調べたところ、警察官が押収したウラカンを乗り回していることが判明したのだ。速度制限30mph(約48km/h)の道路で63mph(約100km/h)を出した時もあったという。マッキー氏はロンドン警視庁に対する非難をTwitterで公開している。

ロンドン警視庁は不当に当社のウラカンを押収しておきながら、そのウラカンを制限速度の2倍にもあたるスピードで乗り回しているなんて

だが、弁護士でもあるマッキー氏は『Telegraph』に、この問題は穏便に解決したと伝えている。立つ瀬のないロンドン警視庁は今回の問題を受け、対応した2人の警察官に処罰を与えた。速度違反した警察官は運転免許に3点の減点、もう1人は監視下に置かれるとのことだ。


By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー