ノートン、1,200ccV4エンジンを搭載した新型スーパーバイクの製造を発表!
英国の二輪車メーカーであるノートンは、心揺さぶられる素敵な公道用マシンを製造することで有名だが、そのノートンが1,200ccのV4エンジンを搭載した公道走行可能な新型スーパーバイクの開発に着手すると発表した

同社はすでに昨年、V4エンジン搭載のスーパーバイクを製造する計画を発表していた。そして、ついにその製品化が決定したことを発表。このバイクはアルミニウム製のチューブラーフレームに新開発のエンジンを搭載するという。英国のオートバイ情報サイト『Bike Social』に掲載された昨年の記事では、最高出力約200hpを発生し、1,285ccのVツインエンジンを搭載するドゥカティ「1299パニガーレ」に匹敵する性能になるだろうと報じられていた。

ノートンのドニントン・ホール工場で製造されるこのスーパーバイクは、200台の限定生産になるという。今年11月19日から開催される英国のNECモーター・サイクルショーで公開され、来年の中頃からオーナーの元に届けられる予定だ。

ノートンのデザイン部門を率いるサイモン・スキナー氏によると、価格は「標準モデルで2万ポンド台半ばから3万ポンド(300万円台後半)から」になるが、ハイエンド・モデルは「ドゥカティの1199スーパーレッジェーラ(5万4,000ポンド:約710万円)に近くなるだろう」とのこと。これになるとカウルやホイールもカーボンファイバー製になるらしい。また、スキナー氏によれば「ドゥカティがフェラーリなら、ノートンは英国の優れたデザインと技術を結晶させたアストンマーティンのようなバイクを目指す」と言い、「例えば日産GT-Rを買うような奴はパンフレットを入手したらすぐに後ろの方のページを見てスペックを確認するだろ? しかし、アストンマーティンを購入する奴は最初のページをめくって"何て美しいクルマなんだ!"と思う。そういうことだ」と語っている。

経営難からブランドの所有権が移り渡り現在に至るノートン。しかし、同社は旧き佳き時代を感じさせるモデルに現代的な特徴をブレンドしたマシンをラインナップに揃えようと精を出し、復活の道を歩んでいる。英国政府は昨年、ノートンの再生を願って約400万ポンド(約5.2億円)もの援助金を提供した。同社はこの資金を有効に活用しているようだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー