バッテリー容量が50%増えたBMW「i3」、各国で販売台数が増大
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2カ月ほど前、BMWは電気自動車(EV)「i3」のバッテリーをアップグレードし、一度の充電における航続距離が4割増しになるという話だったが、その数値が米国環境保護庁(EPA)によって認証された。従来型の航続距離がフル充電で81マイル(約130km)であるのに対し、容量94Ahのバッテリーを採用した新型は、114マイル(約183km)に延びている。レンジ・エクステンダー装備車はまだEPAの認可を受けていない。BMWの6月の発表によれば、航続距離とバッテリー容量の両方が向上した新型i3のベース価格は4万4,595ドル(約452万円)で、先代モデルから1,200ドル(約12万円)の値上げとなっている。

航続距離が伸びたi3は、BMWのEV販売台数に大きく貢献するだろう。米国における6月時点でのi3の累計販売台数は2,880台と前年比でおよそ35%減だったが、7月の販売台数は前年比で58%増の約1,500台を達成した。i3の全世界における7月の販売台数も34%増大している。

同社の電動モデルはi3以外も予想以上に好調で、特に欧州で顕著のようだ。自動車の次世代エネルギー情報を発信する『グリーン・カー・コングレス』によると、7月のオランダとスカンジナビアにおける「3シリーズ」の販売台数の内、40%以上がプラグイン・ハイブリッド・モデルの「330e」だという。スカンジナビアで販売された「2シリーズ アクティブ・ツアラー」は、半数以上がプラグイン・ハイブリッドの「225xe」だった。

BMWは現在「iNext」と呼ばれる次世代EVを開発中であり、2021年に発表が予定されている。自動車メディア『Automobile』が伝えるところによれば、このiNextは"進化した自動運転機能"を備え、現行のセダンに使用されているアルミとスチールのハイブリッド構造に、可能な限りリサイクルしたカーボンファイバーを組み合わせた軽量な車体を採用するという。パワートレインは最高出力136hp~247hpのラインナップで展開され、2025年までに"完全自動運転"モデルになるとのこと。さらにi3と「i8」も2022年までにモデルチェンジされるそうだ。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー