ポルシェは、8月12日から14日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催される「AvD オールドタイマー・グランプリ」において、クラシックなカラーリングをまとった「911 タルガ 4S」の特別モデルを公開するという。



この「911 タルガ 4S エクスクルーシブ・デザイン・エディション」と名付けられた限定生産モデルは、今や一般名詞化された"タルガ・トップ"と呼ばれる独特な開閉式ルーフを備える「911」をベースに、特別なモデルの製作を担当するポルシェ・エクスクルーシブによって手作業で仕上げられるという。



魅力的なソリッドのボディ・カラーは、1960年と1961年に「356B」の標準色として設定されていた「エトナ・ブルー」を再現。これに合わせて、フロント・シート背後の特徴的な「タルガ・バー」や、20インチの「RS スパイダー」ホイール、そしてサイドに入れられたポルシェのロゴ・ストライプを、サテン仕上げのホワイト・ゴールド・メタリックでまとめた。タルガ・バーに描かれた"targa"の文字と、リアに貼られる車名のバッジは全てボディ同色。LEDヘッドライトや4本のスポーツ・テールパイプはブラックで仕上げられており、精悍さを加味するアクセントとなっている。



ドアを開けると、ブラックのアノダイズド加工されたステンレス製シルプレートに"911 targa 4S"の文字がブルーで浮かび上がる。インテリアはグラファイト・ブルーのレザー張りで、内装のステッチやフロアマットの縁取り、そして空調の吹き出し口にはプロバンス・ブルーが組み合わされている。ダッシュボードやステアリング・コラムまで革張りだ。18ウェイ電動調節式スポーツ・シートはヘッドレストにポルシェの"クレスト(楯)"が、センター・コンソールに備わる小物入れの蓋には911タルガのシルエットがエンボス加工されている。さらにガレージ用のカー・カバーと、インテリアと同じ革張りのフォト・アルバムが付属するそうだ。



パワートレインはベースとなった911 タルガ 4Sと共通。2,981ccの水平対向6気筒ツインターボ・エンジンが最高出力420psと最大トルク51kgmを発生する。価格や生産台数についてはまだ発表されていないが、「短期間限定販売」になるとのこと。数々の特別装備・仕様を見ても、日本で発売されたら911 タルガ 4Sの1,913万円より大幅に高くなることだけは間違いないだろう。同色の356とガレージに2台並べてみたい...。