すさまじい事故だったにもかかわらず、軽い擦り傷や打撲だけで助かった米国フロリダ州の男性が4日、彼を救助した通りがかりの人々に感謝の言葉を述べた。事故を起こしたジョー・マイヤーズさんはABC 7ニュースの取材に対し、自分がまだ生きていられるのは救助してくれた人たちのおかげに他ならないと答えている。

「ビデオを見て、自分がまだこうしてここに居るなんてとても驚いている。本当にありがたい。生きていること自体が奇跡だ。助けてくれた人たちに感謝している」と」とマイヤーズさんは語っている。

マイヤーズさんが事故を起こしたときの映像は、そのあまりの激しさに大きな話題となった。マイヤーズさんのクルマは少なくとも8回転しており、横転するたびに地面に激しく激突。付近に設置されていた監視カメラは、近くに居た人たちが大破したクルマに駆けつけて火を消し止め、運転席からマイヤーズさんを救出しようとする様子を捉えていた。逆さになったクルマは最終的に救助に当たった人たちによってひっくり返され、マイヤーズさんはサンルーフから引っ張り出されたのだ。WESH 2ニュースは、マイヤーズさんのクルマが最初に接触したのは郵便ポストだったと報じている。その後、スクーター販売店の外に駐車してあった数台のオフロード車にぶつかり、クルマが逆さになって停止するまでコントロールを失って回転し続けたのだ。

マイヤーズさんが大破したクルマから助け出されてから程なくして、警察や救急隊が現場に到着。ただちに近くの病院に搬送されたが、軽傷を負っただけで済んだ。運が悪ければ、もっと悲惨な状況になっていたはずだ。米国運輸省道路交通安全局によれば、転覆事故は衝突事故の中で致死率が最も高いとのこと。今回の事故はマイヤーズさんが体調不良を感じてクルマで病院に向かう途中、発作を起こしたのが原因だったとABC7は伝えており、マイヤーズさんは精密検査を受けるまで運転するつもりはないと同局によるインタビューで語っている。




By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー