中国の野生動物公園で、シベリアトラが来場者の乗るフォルクスワーゲン(VW)からバンパーをむしり取るという事件が起きた。

中国国営ニュースメディア『人民日報』のYouTubeチャンネルに掲載された動画によると、事件が起こったのは、園内を自家用車で回ることのできるサファリパーク「八達嶺野生動物世界」。去る8月1日、ゆっくりドライブしながら見物を楽しんでいたカップルのVW「ジェッタ」に1頭の大きなシベリアトラが近づいて来た。トラはクルマの前で座り込み、乗っていた2人を少しの間見つめていたが、立ち上がったと思った次の瞬間、驚いたことにジェッタのバンパーをキレイにむしり取ってしまったのである。トラは林の中にバンパーを引きずり込もうとしたが、木に引っかかり、そのまま道端に放置、その後2人の手元に戻って来たはバンパーは、トラによって相当なダメージを受けていた。

北京市の北およそ60kmに位置する延慶区八達嶺にあるこのサファリパークでは、飼育している動物によって人間が負傷・死亡する事故が相次いでおり、残念ながら評判は決して良くない。つい先月下旬にも、園内で車外に出た女性2人がトラに襲われ1人が重傷、もう1人が死亡している。3月には、通常の飼育員の代わりに飼育区域内に入っていた職員が中のゾウに襲われ死亡、2009年2014年にも、トラに襲われそれぞれ1人が死亡する事故が起きている。



By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー