まる焦げになった3台のポルシェ、そのままの状態でオークションに出品
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どんなクルマにも歴史がある。今回ご紹介する丸焦げになった3台のポルシェにはどんな物語が秘められているのだろうか。米国ミシガン州ウッドヘイブンにある解体処理場からオークションに出品されている3台は、「1963年型ポルシェ」(356)、「1970年型914」(914ではなく、おそらく912であると思われる)、「1996年型911 カレル」("カレラ"の間違いだろう)と記載されている。完全に燃え尽きてしまった3台だが、「914」は一部が押しつぶされており、その後部には雑草が生えている始末。同じような雑草は「356」にも見られる。当然ながら今のところ誰も入札していない。

気になるのは、この3台に何が起きたのかということだ。かなり激しい炎に包まれたようだということは写真で分かる。しかし、それ以上のことはウェブサイトを見ても分からない。そこで、米国版Autoblogはこの解体処理場に電話取材を試みたのだが、それ以上の情報は得られなかった。カスタマー・サービスのスタッフによると、同処理場には個々のクルマの"歴史"に関する情報はなく、整備士もいないという。この3台のポルシェに異常な査定価格が付いているのも、整備士がいないせいだろう。



それぞれのクルマにかかる修理費用の欄には、本来なら「修理不可能」と記すべきだと思うのだが、代わりに十数万ドルの見積価格が書かれている。鵜呑みにしてはいけない。3台のうち、最も査定価格が低いのは914(繰り返すが、おそらく912の間違い)で、7万5,000ドル(約766万円)と記載されている。少なくとも「主な損傷」の欄に書かれた"焼損"というのは間違いではないが、かなり控え目な表現と言えるだろう。

3台の哀れなポルシェの姿は、ギャラリーの写真でご確認いただきたい。詳細を知りたい方、まさかとは思うが入札を考えている方は、こちらから解体処理場のウェブサイトをどうぞ。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー