テスラ、ソーラーシティを2660億円で買収へ
テスラモーターズは、6月に米国の太陽光発電ベンチャーであるソーラーシティの買収を提案したが、その後の交渉は難航していた。しかし8月1日、全額株式交換により、テスラがソーラーシティを買収することに両社が合意。ソーラーシティの株式の評価額は26億ドル(約2,635億円)に上る。

ソーラーシティの株主は、1株につきテスラの普通株を0.11株受け取ることとなる。買収価格は「2016年7月29日時点のテスラ株価の5日間出来高加重平均」に基づいて計算される。ブログに投稿されたプレスリリースでは、両社はこの合意によって「世界唯一の垂直統合の持続可能な電力会社」になると発表している。今回の合意には、ソーラーシティが45日間、テスラ以外の企業からの買収提案も受け付けることが可能であるゴーショップ条項も含まれている。両社は、2016年の第4四半期までには、正式に契約を締結できると予測している。買収が承認されれば、ソーラーシティの名前は消えてしまうだろう

なぜ、テスラは屋根に設置するソーラーパネルで有名なこの会社を買収したかったのだろうか? その理由は、この買収によってテスラのホームバッテリー「パワーウォール」を製作する同社のエネルギー貯蔵事業部門を、独立したワンストップショップにし、レバレッジをかけられることにある。両社からの発表で気になるのは、テスラの電気自動車については、全く何も触れられていないことだ。だが、テスラのイーロン・マスクCEOは垂直統合について、最近次のようにツイートしている。


我々は確実に、このアイディアの特許をとるつもりだ。
イーロン・マスク (@elonmusk) 2016年7月31日


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー