米特殊部隊がトヨタ「ランドクルーザー」「ハイラックス」、フォード「レンジャー」を購入
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良いニュースだ。フォード「レンジャー」トヨタ「ハイラックス」が米国にやってくる。だが、そのステアリングを握るには、軍隊に入って過酷な特殊作戦の訓練を受けなくてはならない。

米国特殊作戦軍は、世界最大の独立系研究機関であるバテル記念研究所との間で、既製のトヨタ「ランドクルーザー」とハイラックス、フォードのレンジャーを装甲車両に改造する件で合意した。この契約は5年間で最大1億7,000万ドル(約180億円)相当になる案件で、さらに2年延長される可能性もある。これらの車両には、過酷な使用にも耐え得るサスペンションや、アップグレードされたブレーキ、ランフラットタイヤ、新しいホイール、そして高度な通信機器や観測装置が装備される。

その目的は、敵になり得る国の交通に紛れて部隊間で通信を無事に行うために、目立たないトラックを作ることにあるという。率直に言って、特殊作戦部隊が注目されずに移動するには、非常に賢明な方法と言えるだろう。

軍事情報サイト『Military Aerospace』によると、バテル記念研究所は「特殊作戦の通信機器を搭載する装甲したトラックおよびSUVを製作、組み立て、統合、生産、テストするために必要なすべての資材、装備、金型、人員、施設」を提供するという。どうやら、軍隊の外で多くの作業が行われることになるようだ。

全部で556台の車両が契約対象となっており、バテル記念研究所はその3分の2以上を装甲仕様にすると『Military Aerospace』は報じている。特殊作戦軍が主な関心を寄せているのは、トヨタが米国の消費者に販売している快適な200系のランドクルーザーではなく、頑丈な70シリーズであるようだ。なお、『Military Aerospace』では、特殊作戦軍が購入するレンジャーとハイラックスの台数の内訳については報じていない。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー