【噂】トヨタの「スープラ」後継車に搭載されるエンジンは、レクサスのV型6気筒ツインターボか?
未だ人気が高く復活を待ち望まれているトヨタ「スープラ」の後継車が開発中、とのが後を絶たない。トヨタはこの話をきっぱりと否定することはなく、2014年に「FT-1」コンセプトが発表されたこと、そしてBMWと業務提携したことが、この憶測に拍車を掛けている。最新の噂は、レクサスのために開発中の新型V6ツインターボ・エンジンが、このスープラ後継モデルにも搭載されるのではないかというものだ。

誤解のないように言っておくが、これはほとんどが単なる噂話だ。実際に確認されていることはほんの少しだが、これまでの情報に基づくと、いくつかの結論を導き出すことができる。

まず、BMWとトヨタが新型スポーツカーを共同開発していることは既に周知の通りである。そうして作られたクルマが、公道でテスト走行する姿も目撃されている。BMWらしい外観で、オーストリアで製造されたと思われるこのクルマは、おそらくトヨタ製の直列4気筒ハイブリッドと、BMW製の直列6気筒ターボ・エンジンを搭載した2車種のラインナップで登場するのではないかと言われていた。もしトヨタがBMW製のエンジンを自社ブランドで販売するクルマに搭載したくないと考えるなら、自社製の6気筒エンジンをそのボンネットの下に押し込む必要があるということだ。

そこから、トヨタはレクサスの「GS」および「LS」用に現在開発しているV型6気筒ツインターボ・エンジンを、この新型スポーツカーにも採用するのではないかという推論が導かれる。

この情報は、日本の自動車雑誌『マガジンX』が最初に伝えたが、その後、米国の自動車情報サイト『YouWheel』と英国の自動車購入情報サイト『Car Keys』でも取り上げられている。それらの報道をまとめると、この新開発V6ツインターボは最高出力400馬力以上、最大トルク41.5kgm以上になるとみられる。

まだ確認は取れていないものの、これはレクサスにとっても理に適っている。レクサスと競合するほとんど全てのラグジュアリーなクルマは、過給器付きの6気筒エンジンを搭載している。トヨタはこれまで、直列6気筒ターボ・エンジンを採用して来たが、自社工場でV型6気筒ターボ・エンジンを製造したことはない。各自動車メーカーは燃費改善や排ガス規制の基準を満たすために、エンジンのダウンサイズ化を進めている。トヨタとレクサスもこれに続くことになるだろう。スープラ後継車は、V型6気筒エンジンを採用した上で、環境性能とパフォーマンスを調整する可能性が最も高いのではないだろうか。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー