中古市場でポルシェ「911 R」の価格が急騰! 1億3,000万円を超える高値に
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自動車の中にはコレクターズ・アイテムになるべくして生まれてきたモデルがある。ポルシェは年式やモデルを問わず、どれも近年価格が上がり始めているが、中でも顕著なのが空冷式エンジン搭載モデルだった。しかし、最近のモデルの中にも桁違いに高騰するものが現れた。今年3月に発表されたばかりの「911 R」だ。市場では中古車でも130万ドル(約1億3,800万円)を超える金額で取引されているという。

911 Rは新車価格が18万5,950ドル(日本での価格は消費税込みで2,629万円)だったので、元の販売価格の7倍にもなっているわけだ。高級車向けカーファイナンス会社のMagnitude Financeによれば、これは記録的な高騰だという。

ポルシェは911 Rを991台のみ限定生産した。この台数は現行型911のコードネーム「991」型にちなんだ数字である。軽量化された車体に「911 GT3 RS」の4.0リッター水平対向6気筒エンジンとマニュアル・トランスミッションを組み合わせた911 Rは、純粋主義者向け911としてマニアに大歓迎された。

これが一時的な高騰なのか、それとも今後も高値を保ち続けるのか、判断することは難しい。911Rはあっという間に完売したため、公然と転売された個体は少ない。願わくは次期型「911 GT3」が、911Rを求めるようなドライバーも充分に満足させ、しかも妥当な価格で販売されるとよいのだが。



By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー