さらにパワーアップした2017年型スーパーデューティ「F-450」、15トンの牽引が可能に
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フォードから発表された2017年型「Fシリーズ スーパーデューティ」のスペックは驚異的だ。新型「F-450」は、グースネック式トレーラーで最大32,500ポンド(約15トン)の重量を牽引することが可能だという。2015年型モデルと比較すると、牽引可能な総重量は約590kgも増加した。ボディがアルミニウム合金製となったことから、先代モデルよりおよそ159kgの軽量化に成功、剛性も向上している。F-450の牽引能力の高さは、さらに進化したフルボックス型ラダーフレームによるものだ。このフレームは、構造の95%以上に高強度鋼を使用し、現行モデルと比べ24倍もの強度を持つという。

フォードによれば、F-450の"第五輪"と呼ばれるカプラー(トレーラーに接続する連結部)で牽引可能な許容荷重は、クラスで最大級の27,500ポンド(約12トン)だという。通常の牽引でも21,000ポンド(約9,500kg)と、クラス内のトップレベルだ。最大積載量は7,630ポンド(約3,460kg)で、これもフォードによればクラストップであるそうだ。「スーパーデューティ」シリーズではない「F-250」や「F-350」の牽引能力も、クラス・トップレベルの18,000ポンド(約8,200kg)に向上している。一方、F-350と同様に米国運輸省の定める車種区分のクラス3に分類されるライバルの2016年型「ラム 3500 デューリー」は最大14トンの牽引が可能であり、F-450よりも下位のクラスに分類されてはいるが、クラス4の定める最大積載量より1,290ポンド(約585kg)少ないだけである。

軽量かつ強度の高いボディに加え、2017年型スーパーデューティのエンジンはパフォーマンスも向上した。6.7リッター「パワーストローク」V8ディーゼルターボの最高出力は446psとこれまで通りだが、最大トルクは119kgmから128kgmに引き上げられている。6.2リッターV8ガソリン・エンジンの方は、最大トルクが55kgmから59kgmへとわずかなアップに留まるが、フォードによればこれもクラストップであるという。最高出力は390hpとやはり従来から変わっていない。

フォードが何度も「クラストップ」と繰り返す新型スーパーデューティの価格や発売時期についてはまだ明らかにされていない。おそらく近日中に発表があるだろう。


by Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー