ジープ、誕生75周年を記念して第二次世界大戦時の軍用車を再現した「ラングラー」を製作!
ジープによれば、現在知られているような形の伝説的なオフロード車が正式に製造されるようになったのは、1941年からであるという。その年の7月15日、米国政府は、ウィリス・オーバーランド社とウィリス「MB」製造の契約を締結、同車はそのすぐ後から"ジープ"という愛称で呼ばれることになった。その誕生75周年を祝して、ジープはウィリス MBに敬意を表し、第二次世界大戦をテーマにした特別な「ラングラー」を製作。記念日である今年の7月15日、米国オハイオ州トレドにあるFCA (フィアットクライスラー)の工場で完成した同車の写真と映像が公開された。


Jeepブランドの75周年を祝う、オリジナルの1941年式「ウィリス MB」に敬意を表した記念モデルの「75th サルーテ」。

FCA北米 (@FiatChrysler_NA) 2016年7月15日


現行型「ラングラー・スポーツ」をベースに、オリーブドラブと呼ばれるくすんだ緑色で塗られたこの「75th サルーテ・コンセプト」は、往年のウィリス MBに敬意を表し、その外観を再現したものだ。Bピラーやドア、ロールバー、リアシートはなく、軍用車である先祖の「形よりも機能」を重視したスタイリングを踏襲している。16インチのスチール製ホイールには回転方向指定のない32インチのミリタリー・タイヤが装着されており、古風なボンネットの留め具や、牽引用フックが付いたスチール製の前後バンパー、キャンバス製のローバック・シートが特徴だ。バンパーにはオハイオの市外局番419が、ボンネットには日付の数字が、当時の軍用車が所属番号をつけていたようにステンシル塗装されている。

ただし、この素敵なコンセプトカーを路上で見かけることはまずないだろう。ジープの愛好者と歴史研究者たちの心を揺るがすこのワイルドなクルマは、残念ながらあくまでもワンオフで製作されたに過ぎないからだ。下にご紹介する2本のビデオのうち、1本目は75th サルーテ・コンセプトがラインオフする様子(少しだけれど走行シーンも)、2本目では75年に渡るジープの進化を観ることができる。




By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー