英国空軍戦闘機「スピットファイア」の初フライト80周年を記念する、アストン・マーティンの特別限定モデルが誕生
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スーパーマリン・スピットファイアは、第二次世界大戦でイギリス最高の戦闘機と謳われたマシンだ。この戦闘機の初フライトから80周年を記念して、アストンマーティンのディーラー、アストンマーティン・ケンブリッジが「V12ヴァンテージS」の特別限定モデルを発表した。『トップギア』によると、このディーラーがアストンマーティンのビスポーク部門「Q by Aston Martin」の協力を得て作り上げた「スピットファイア80」は、わずか8台の限定生産。日本や米国には1台も攻め込んでこないと思われるので安心していいだろう。

このV12ヴァンテージSの特別限定モデルは、「ダックスフォード・グリーン」で塗られたボディに、戦闘機と同じくイエローのピンストライプが入れられている。この"ダックスフォード・グリーン"というカラー名は、スピットファイア部隊が最初に駐屯した英国空軍基地の場所にちなんで命名されたそうだ。この素晴らしいカラーリングの他にも、ダックスフォードにある航空機レストア専門店「エアクラフト・レストレーション・カンパニー」が手作業で製作したパーツが装備されている。例えばテールパイプ・フィニッシャーは、戦闘機スピットファイアのエキゾーストと同じように虹色の輝きが見られるという。

Q by Aston Martinによってインテリアも特別に仕立てられている。シートはケストレル・タンのレザーにブラックのステッチが施され、ヘッドレストに戦闘機のシルエットを模ったロゴを刺繍。インサートにはアーヴァイン社のフライトジャケットを思わせるシープ・スキンが使用されているという。さらに英国空軍の国籍識別マークがセンターコンソールの操作ノブにあしらわれている。

アストンマーティン・ケンブリッジでは、この特別なモデルの価格を通常の「V12ヴァンテージS」より4万ポンドほど高い18万ポンド(約2,500万円)ほどに設定している。その売り上げの一部は、英国空軍慈善基金に寄付されるという。購入した8人のオーナーには、スピットファイアが出征した10月18日にダックスフォード帝国戦争博物館で車両の引き渡しが行われる。さらにロゴが描かれた専用のフライトジャケットやゴーグル、ヘルメットなどのアクセサリーが贈られるそうだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー