マツダの1981年型「RX-7」を米のジャンクヤードで発見
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マツダの初代「RX-7」(日本名:サバンナRX-7)は、1978年に登場して1985年まで販売された。当時の米国では数十年にわたり、この敏捷な小型スポーツカーが低いエンジン音を響かせながら通りを走る姿が見られたものだ。しかしその後、アペックスシールが破損したり、車両重量わずか1,000kgあまりにも拘わらずキャデラック「エルドラド」並みにガソリンを消費するクルマの維持にオーナーが疲れたり、フロアパンが錆に侵食されたりしたことから、SA22C型RX-7を見掛けることはほとんどなくなってしまった。

だが、今でもセルフサービス式のジャンクヤードには、オーナーに見捨てられたRX-7が時折持ち込まれている。筆者は先月、米国コロラド州デンバーにある廃車置き場で、外観は良さそうな状態を保っている1981年型を見付けた。


一見したところ、ボディに錆や損傷はなく、ただ、走行距離計は15万1,762マイル(約24万4,237km)という数字を刻んでいた。米国仕様の12A型2ローター・エンジンは最高出力100hp、最大トルク14.5kgmを発生。V8エンジンを搭載した同じ年式のシボレー「カマロ」が115hpだったことを考えると、当時としては非常にパワフルだったと言えるだろう。9,385ドルという価格は、ダットサン「280ZX(日本名:日産 フェアレディZ)」の1万1,299ドルやフィアット「124スポルト スパイダー」の8,997ドルと比較すると、とりわけお買い得に思われた。RX-7の方が280ZXより軽快で、124スポルト スパイダーより速かったからだ。


もし、初代RX-7を手に入れたいと考えているなら、レストア可能な車両がこの世からなくなる前に行動するべきだ。


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー