BBC、『トップギア』が英国の国立戦没者記念碑付近でドーナツターンを行った件について審議終了を表明
英国BBCの自動車番組『トップギア』が、3月の撮影で起こした騒ぎを覚えているだろうか? マット・ルブランとケン・ブロックが96年前に建立された英国の国立戦没者記念碑付近でバーンナウトを行い、物議を醸した一件だ。思えばこれが、"新生トップギア"の試練を示す最初の兆候だったのかもしれない。BBCによる「今後はこの件を究明する予定はない」というコメントを、7月14日に英国の『ガーディアン』紙が伝えている

公共放送BBCの監督機関であるBBCトラストによると、この事案の審議は終了し、以後議題に上ることはないそうだ。戦没者記念碑セノタフ(Cenotaph)付近で、白煙を上げドーナツターンを繰り返すルブランとブロックの映像は、世間に激しい憤りをもたらし、メイン司会者を務めていたクリス・エヴァンスも公然とこれを非難した。問題の映像は『トップギア』シーズン23で放映されなかった。

セノタフは当初、第1次世界大戦の戦没者を慰霊する記念碑として建てられたが、現在は過去の戦争で犠牲となった英国人すべてを象徴する追悼の場として受け止められている。

エヴァンスは先日、シーズン23の最終エピソード放送終了後に番組から降板を表明。次シーズンではルブランがメイン司会を担当することになると見られている。


By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー