マツダ、「アクセラ」を大幅改良 1.5Lディーゼルを追加し2.0Lガソリンを廃止
Related Gallery:Mazda Axela

マツダは14日、「アクセラ」に"大幅改良"を施し、同日より順次発売すると発表した。

2013年の発売以来、毎年細かな改良が施されてきた現行型アクセラだが、今年は"マイナーチェンジ"と呼べるほど内外装のデザインにまで手が入れられた。さらに「人間中心の開発哲学」に基づく新機能の採用により「あらゆる領域を深化」させたという。




最大のトピックは、マツダの新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」の第1弾となる「G-ベクタリング コントロール」が搭載されたこと。これはハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、4輪の接地荷重状態を最適化し、「人間の身体感覚に合った自然で滑らかな車両挙動を実現する」世界初の制御技術であるという。下の動画でご覧いただきたい。後ほど自動車ジャーナリストによる試乗記をお届けする予定なのでお楽しみに。



また、今回からクリーンディーゼル・エンジン「SKYACTIV-D」に、従来の2.2リッターに加えて1.5リッターが追加された。230万円からという値段でディーゼルのアクセラに乗ることが出来るようになる。ただし6速ATの前輪駆動のみ、ボディもハッチバックの「アクセラスポーツ」だけでセダンには設定されない。入れ替わるように、2.0リッターのガソリン・エンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車は廃止されてしまった(ハイブリッドを除く)。一方の2.2リッター・ディーゼルは、「i-ACTIV AWD」と呼ばれるフルタイム4輪駆動との組み合わせも選べるようになった。しかもトランスミッションは6速ATだけでなく6速MTも(ハッチバックのみだが)用意される。



ディーゼル・エンジン搭載車には、より細かな燃料噴射を可能にした「DE精密過給制御」を採り入れ、エンジンのトルク応答をより綿密にコントロールできるようになったという。特に軽負荷領域におけるアクセル操作による反応の遅れが改善されたとのこと。

さらにディーゼル・エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」や「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」と呼ばれる技術を標準で装備。静粛性を向上させると同時に、心地よいエンジン・サウンドを追求したという。

Autodesk VRED Server Node 2016 SR1-SP4Date: 2016/04/12 16:01:18Simulation time: 9.755System time: 3.55258e+06Frame: 0Autodesk VRED Server Node 2016 SR1-SP4Date: 2016/04/12 17:16:12Simulation time: 21.038System time: 3.55707e+06Frame: 2Autodesk VRED Professional 2016 SR1-SP4Date: 2016/03/29 12:36:52Simulation time: 1208.36System time: 97805.3Frame: 0Autodesk VRED Professional 2016 SR1-SP4Date: 2016/04/18 13:18:18Simulation time: 5106.43System time: 13980.7Frame: 2
Related Gallery:Mazda Axela (2016.7.14)

エクステリアはグリルのモールを中心にフロント・バンパーのデザインが変更された。マツダによれば、「左右への広がり感と前後方向の軸の強さを追求」し、「大人の落ち着きを感じさせる精悍かつ品格のあるプレゼンスを実現」したという。ボディ・カラーには「リアルな金属質感を実現した」という「マシーングレープレミアムメタリック」をはじめ、「エターナルブルーマイカ」と「ソニックシルバーメタリック」という新色が加わった。ヘッドライトは、左右各4ブロックに分割されたLEDを個別に点灯・消灯できる「グレアフリー(防眩)ハイビーム」を搭載した「アダプティブ・LED・ヘッドライト」が、一部モデルを除き標準装備された。



インテリアに関してはダッシュボードの加飾など、見た目上は細かなパーツの変更に留まるが、全周で一貫した握り心地を提供するという新型ステアリングホイールが採用され、「人馬一体」感をさらに高める改善が行われている。「SKYACTIV-D 2.2」搭載車には電動パーキングブレーキも新たに採用された。「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」と呼ばれるヘッドアップ・ディスプレイは、カラー化、高輝度化、高精細化、高コントラスト化されるなど、視認性が向上しているそうだ。この角度や明るさ、ナビの表示設定などを、上級トリム「L Package」に標準装備される運転席10Wayパワーシート&シートメモリーと連動して登録することが可能だ。



先進安全技術「i-ACTIVSENSE」(「PROACTIV」または「L Package」が付くモデルに標準装備)では、衝突被害軽減ブレーキの検知デバイスが、従来の赤外線レーザーからフォワード・センシング・カメラに変更されている。これにより歩行者の検知も可能になった。また、このカメラを使って速度標識や進入禁止標識などを読み取り、ドライバーの見落としを防ぐ「交通標識認識システム」も初採用された。



価格は1.5リッター・ガソリン前輪駆動モデルの「15C」が176万400円から、2.2リッター・ディーゼル4輪駆動の「22XD L Package」が331万200円まで(AT/MT、セダン/ハッチバックは基本的に同価格)。装備や機能が進化したにも係わらず、基本的に従来とほぼ同価格に留まっているのはありがたい。2.2リッター・ディーゼル搭載車は発売が遅れ、前輪駆動モデルが8月、4輪駆動モデルは9月になる予定。詳しい情報は以下のURLから公式サイトでご確認いただきたい。


マツダ 公式サイト:「アクセラ」
http://www.mazda.co.jp/cars/axela/