トヨタ「プリウス」と「プリウスPHV」、米国NHTSAとIIHSの衝突試験で高評価
Related Gallery:2017 Toyota Prius Prime Prototype: First Drive

トヨタの新型ハイブリッドプリウス」と新型プラグインハイブリッド「プリウス プライム」(日本名:プリウスPHV)が、米国の道路交通安全局(NHTSA)により実施される衝突試験で高評価を得たのに続き、最近行われた米国道路安全保険協会(IIHS)の衝突試験でも良好な成績を獲得した。IIHSの結果では、これまでに試験を受けたハイブリッド車の中でも最高評価だった。次世代型プリウス プライムは、北米では年内発売(日本は今年の秋)予定だ。

IIHSはプリウスに対し、前面衝突、側面衝突、ルーフ強度、むち打ち確認などの衝突テスト全般において最高の「Good(優)」と評価したほか、走行時における衝突回避機能も最高の「Superior(スーペリア)」と判断した。2015年モデルイヤーの先代プリウスでは「Acceptable(良)」だったスモールオーバーラップ衝突テストでも、新型プリウスは前回の評価を上回った。

NHTSAの衝突テストでは、プリウスとプリウス プライムは総合評価で5つ星を獲得したものの、前面衝突と横転テストは4つ星だった。NHTSAの衝突テスト映像は文末に掲載した1本目の動画、IIHSの映像は2本目の動画でご覧いただけるので、この手の映像がお好きな方はポップコーンでもほおばりながら見てほしい。

ところで数年前のことだが、2014年モデルイヤーのプリウスはモデルチェンジをしていないにも関わらず、NHTSAに5つ星から4つ星へと総合評価を下げられたことがあった。トヨタは当時、さぞ困惑したに違いない。

安全性はさておき、アップデートされたプリウス プライムは電気のみによるEV走行距離が従来の2倍となる60km以上、EV最高速度は135km/hにアップしたという。詳しい情報はトヨタの公式サイトでご確認いただきたい。

現在、各自動車メーカーとも全体的な安全性能は向上してきているが、いくつかの有名モデルはプリウスの安全評価に比べてまだ劣っているという現状もある。今年5月、フォード「マスタング」シボレー「カマロ」ダッジ「チャレンジャー」の3車種はIIHSの最高評価を得ることができず、ダッジ チャレンジャーに至っては、非常に危険性が高いクルマだと証明されてしまった。





By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー