【ビデオ】シボレー「シルバラード」とフォード「F-150」どちらがタフ? 荷台に大量の石を落として強度を比較
"敵に石を投げる"と言っても、大抵は比喩表現であることが多い。しかし、今回シボレーが公開したマーケティング・キャンペーン用のビデオで、シボレーは文字通りフォードのクルマに石を投げ落とした。

使用されたクルマは、シボレー「シルバラード」フォード「F-150」。重い造園用のブロックが、両車の荷台に落とされたのだ。

映像を見ると、シルバラードよりもF-150の荷台の床の方がひどく損傷を受けていることが分かる。この結果からシボレーは、F-150のアルミニウム製の荷台よりもシルバラードのスティール製の荷台の方が強度と耐久性が勝っていると主張。一方、フォードの広報担当者はこれについてコメントを出していない。

シボレーによると、総重量約825ポンド(約374kg)に相当する55個の造園用の石製ブロックを5フィート(約152cm)の高さからトラックの荷台に落としたという。連続して12回落とした結果、シルバラードは傷とへこみのみだったのに対し、F-150の荷台には傷とへこみの他に穴がいくつか開いていた。荷台用のシートは使用されていなかった。

別のシーンでは、トラックの荷台のアオリに置いた工具箱を、荷台の床に落としている。それぞれのクルマに14回ずつ落とした結果、シルバラードは12回にへこみが見られ、残りの2回に"小さな穴"ができた。F-150はというと、1回はへこみのみだったが、他の13回では"大きな穴"が開いた。

一方、シボレートラック部門でマーケティング・ディレクターを務めるSandor Piszar氏は、スティールの方がアルミよりも修復が容易いと主張している。ただし、これを裏付ける具体的なデータは明示されていない。

「我々は顧客から期待されることを念頭に置いてトラックを設計し、製造しています。例えば、シルバラードにはロールフォーミング加工された高強度スティール製の荷台が備わっていますが、これはトラックの顧客が荷台に工具や玩具などの荷物を載せることを求めるからです。このビデオでは、日常的に考えられる使い方と極端な実験の両方において、シルバラードの荷台に現実的な利点があることを証明しています」と、Piszar氏は語っている。

フォードの広報担当はこのキャンペーンに対し次のようにコメントしている。「39年間もマーケット・リーダーであり続ければ、時には競合他社から営業妨害に近い仕打ちを受けることもあります。F-150の高強度ミリタリー・グレード規格のアルミ合金製荷台は、強度、耐久性、耐衝突性、適応性、安全性、そして燃費性能を併せ持つという点において、ピックアップ・トラックで最も優れているという事実は依然として変わりません。我々はすでに100万台近くのF-150を製造してきました。他社を凌ぐ売れ行きはこれからも成長を続けることでしょう」。

このビデオは、シルバラードとF-150の対決におけるシボレーからの最新の一撃である。フォードのFシリーズは、GM、フォード、クライスラーの「ラム」と常に激しい販売競争を繰り広げているが、米国では39年もの間、最も売れ続けているトラックなのだ。

フォードは軽量化を図るため、新型F-150でアルミニウムを使用し始めた。これに対し、シボレーはスティールの利点を強調している。だが、2020年頃に登場する次期型シルバラードには、シボレーもアルミニウムを採用するのではないかと見られている。




By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー