マツダ、新型「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンはアクセラ、アテンザにも搭載可能!?
サイズが異なるにも係わらず、マツダ「CX-9」は「アテンザ」や「アクセラ」と多くの点を共有している。だから、この2台に新開発の2.5リッター直列4気筒ガソリン・ターボ「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンを搭載することも可能であると、北米マツダの車両開発エンジニアであるデイヴ・コールマン氏はオーストラリアの自動車情報サイト『Car Advice』によるインタビューで語っている。胸の高鳴りに歓喜の舞を踊ってしまうことをお許しいただきたい。

コールマン氏は、「新型2.5リッター・ターボ・エンジンは、自社の多くのモデルに搭載できる。では、実際にどのモデルに搭載するかとなると別の問題だが」と述べた後、2.5リッターのガソリンまたはディーゼル・エンジンを搭載しているモデルならすべてに適用できると、さらに詳しく語っている。

同氏によると、「基本的に、複雑なエキゾースト・マニホールドを収めるための大きなスペースが設けられていれば、ターボ・エンジンもそこに搭載できる。どちらも同じスペースに収まるように全てパッケージされているからだ。必要なスペースは、他のエンジンのエキゾースト・マニフォールドとまったく同じだ」とのこと。

"エンジンAがエンジンBと同サイズなら、どちらもクルマCに搭載できる"という理論は、我々の想像を掻き立る。2.5リッター・ターボ・エンジンが発表された時から、これはアテンザに搭載できるのではないかと期待したものだ。一言でまとめれば、良い報せということだ。CX-9に搭載されているSKYACTIV-G 2.5Tは素晴らしいエンジンだから、より軽量なクルマに搭載されたら悪いはずがない。しかし、エンジニア的観点からできるということが、実際にそうなるかというと話は別だ。少なくとも、すぐには無理だろう。

「搭載は可能だ。しかし私は製品企画を担当しているわけではないので、実際にゴーサインを出すことはできない。搭載するモデルを決定するのはプランニング担当者の権限だ」とコールマン氏は述べている。

アクセラあるいはアテンザにターボ・エンジンを搭載するなら、それはすなわちマツダスピード・モデルの復活につながることは明らかだ。しかし、興奮しすぎてはいけない。コールマン氏によると、マツダはまだこのエンジンを搭載した試作車にさえ着手していないとのこと。つまり、まだ理論上の段階でしかない。これは悪い報せだ。我々がしつこく追い求めている次期型マツダスピード・モデルも、現行型では計画されていないという。これでは高鳴りは冷めて、歓喜の舞も踊れない。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー