最大トルクは490Nm! ラザレス社の電動4輪バイク「イーワズマ(E-Wazuma)」
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お分かりのように、男性向け雑誌『マキシム』に登場するのが、トヨタプラグインハイブリッド車(PHV)プリウス プライム」(日本名「プリウスPHV」)であるはずがない。"男が好むもの"を深く理解するこの雑誌で、いわゆる"4輪バイク"とでも言うべき「ワズマ」の電動版「イーワズマ(E-Wazuma)」が特集された。その最大トルクはなんと、ターボ化されたポルシェの新型「911カレラ」より大きい。

このクワッドバイクは、カスタムカー&オートバイを製作するフランスのラザレス社が開発した。同社では、過去にクルマのエンジンを搭載した4輪バイク(のような乗物)を多数発表している。例えば、最高出力470馬力のマセラティ製V8エンジンを積んだ「LM847」や、フェラーリ製V8エンジン搭載の「ワズマV8F」BMWのV12エンジンを積む「ワズマV12」などだ。

だがそれらとは異なり、イーワズマのパワーは、左右の後輪にそれぞれ搭載された2基の電気モーターによって生み出される。合計最高出力は80hpに過ぎないが、なんと最大トルクは490Nm(約50.0kgm)というから驚きだ。フル加速したこのマシンのハンドルバーをどれだけ握っていられるのか分からないが、おそらくただでは済まされないだろう。

イーワズマの販売時期や価格などについて、ラザレス社は公表していない。記述はすべてフランス語だが、詳しい情報は同社のウェブサイトからご確認いただける。

2014年3月に我々が紹介したロードスター「ワズマGT」の動画やスペックなども、こちらのサイトで閲覧可能だ。2シーターのモンスターマシン、ワズマGTは、車両重量1,000kgに満たない軽量な車体に、最高出力375hpと最大トルク53.4kgmを発揮するジャガーのスーパーチャージャー付きV8エンジンを搭載。ほぼ一体に見えるほど密接した2つの後輪を駆動する。ラザレス社は自分たちの製品を「自動車でもオートバイでもない」と言う。イーワズマが体現するように、それは端的に言えば、"凄まじいマシン"である。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー