ジャガー、再生産する「XKSS」を11月のLAオートショーで公開すると発表
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ジャガーは7月5日、同社のクラシック・モデル「ライトウェイト Eタイプ」と「XKSS」の再生産バージョンに関する発表を行った。それによると、XKSSの再生産モデルは、米国カリフォルニア州で11月に開催されるLAオートショーで公開されるという。ジャガーは今年3月、かつて生産中止を余儀なくされたXKSSの未完成分9台を、約60年ぶりに生産再開するという計画を明らかにした。

1957年、ジャガーはル・マン24時間レースで優勝したレーシングカー「Dタイプ」の未使用シャシー25台分を使ってロードカーの製造を開始する。しかし、16台が完成したところでブラウンズ・レーン工場が火災に見舞われ、製造途中だった9台のXKSSは消失。予定より短い期間で同社の生産は終わってしまった。

その失われた9台のXKSSを再生産するにあたり、ジャガーではライトウェイト Eタイプの再生産モデル開発で学んだ事柄を生かし、クラシックカー部門の職人がオリジナルの仕様に基づいてハンドメイドすると説明している。ただし、もしあなたがスティーブ・マックィーンになりたいという空想を実現するために同車の購入を決心したとしても、残念だがそれはかなわない。9台とも既に売約済みとなっているからだ。


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XKSSの公開に先駆け、2014年に製造されたライトウェイト Eタイプの再生産モデルは、レース・デビューを果たす。フランスでこの週末に開催された「ル・マン・クラシック」の「ジャガー・クラシック・チャレンジレース」に、再生産された6台のうちの1台、シャシー・ナンバー15が出場しているはずだ。

この象徴的なスポーツカーのステアリングを握るのは、新生『トップギア』司会者の1人で自動車メディア界の象徴的ジャーナリストであるクリス・ハリス。彼はライトウェイト Eタイプのコクピットに乗り込み、他の多くのビンテージ・ジャガーのレースカーと共にサルト・サーキットを走ることになっている。

XKSSの再生産モデルと同様、このライトウェイト Eタイプも、かつての予定生産台数を完遂するために作られた。製造は今からほんの数年前だが、オリジナルとまったく同一の仕様となっており、従ってヒストリックカー・レースの出場に必要なFIA(国際自動車連盟)のレギュレーションに準拠している。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー