フィスカー「カルマ」の後継車、カルマ「レヴェーロ」が今夏中にも発表へ
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『ロサンゼルス・タイムズ』によると、今年の夏にフィスカー「カルマ」の後継車となるレンジエクステンダー付き高級プラグインハイブリッド車、カルマ「レヴェーロ」のプロトタイプが公開され、同時に販売価格も発表されるという。カルマ・オートモーティブは南カリフォルニアの新工場で、同車を年間3,000台製造する予定とのこと。チーフ・マーケティング・オフィサーのジェイムズ・テイラー氏が明かしたところによると、中国の万向集団(Wanxiang Group)の傘下となった同社は、電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズと同じく、販売代理店を介さずにメーカーが自動車を直接顧客に販売するという流通モデルを追及する可能性があるという。

4ドアのカルマ レヴェーロの最高出力は400hp以上とされており、外見は先代モデルとよく似たものになるらしい。価格は10万ドル(約1,006万円)以上になると予想される。

同車の生産はカリフォルニア州ロサンゼルスから東へ60マイル(約100km)の位置にある同州モレノバレーに設立された55万平方フィート(約5万1,100㎡)の工場で行われる。初代カルマを製造していたフィンランドにある自動車生産受託会社バルメット・オートモーティブの工場から、生産設備がこの新設工場に移された。販売されることのなかった約120台のカルマは、テスト用車両として使われることになる。

カルマ・オートモーティブはミシガン州から資金提供を受けており、デトロイト近くにあるトロイにセールス&エンジニアリング・オフィスを建設する計画も立てている。360万ドル(約3億6,200万円)を投じる施設には150人の従業員が雇用される予定だ。

前身であるフィスカー・オートモーティブは、2007年に有名デザイナーのヘンリック・フィスカー氏らが設立。2011年に電気のみで33マイル(約53km)の距離を走行可能なプラグインハイブリッド車「カルマ」を発売した。当時は第2のモデル「アトランティック」も製造予定だったが、顧客の元に納車されたカルマが炎上したことからリコールが発生し、2012年に製造を中止した後、経営破綻に陥ってしまう。2014年、中国の大手自動車部品メーカーの万向集団これを買収して復活、2015年に社名がカルマ・オートモーティブに変更された。なお、オリジナルのカルマはプラグインハイブリッドからスーパーチャージャー付きV8エンジンにパワーユニットが載せ替えられ、「ディスティノ」と名前を変えて販売が再開されている


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー