ドゥカティ、創業90周年を記念した限定モデル「1299 パニガーレS アニベルサリオ」を発表
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今年で創業90周年を迎えたイタリアのオートバイメーカー、ドゥカティ。同社はこれを記念して、特別限定モデル「1299 パニガーレS アニベルサリオ」を発表した。ドゥカティのラインアップで最もパワフルなオートバイをベースにしたこのスペシャル・エディションには、数多くの印象的なアップグレードが施されている。カラーリングは自社レーシング・チームにインスパイアされた赤、白、黒に、アクセントとしてゴールドのホイールが組み合わされる。また、アルミを機械加工したステアリングヘッド・インサートと新しいトップ・トリプル・クランプを採用したことで、シャシー・ジオメトリは「パニガーレR」と共通になっているという。

アップグレードは、これだけにとどまらない。アクラポヴィッチ社のチタン製レーシング・エキゾーストや、ビレットアルミのミラー用ホールカバーとナンバープレート用ホールカバーが装備され、さらにカーボンファイバー製のヒール・ガード、ショックアブソーバー・カバー、リア・マッドガードを採用し、約2.7㎏の軽量化に成功した。そして、ライダーがクラッシュすることなくドリフト可能なドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)の新バージョン「DTC EVO」をはじめ、ボッシュ社のコーナリングABS、ドゥカティ・エレクトロニック・サスペンション(DES)、オーリンズ製スマートEC、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)など、多岐にわたる電子制御式装置も搭載されている。

エンジンは「1299 パニガーレ」シリーズと同じ、排気量1,285ccから最高出力205psを発生するスーパークアドロL型2気筒を搭載。1299 パニガーレS アニベルサリオの位置付けは、パニガーレRと1299 パニガーレSの中間ということなる。元MotoGPチャンピオンで現在はドゥカティのテストライダーでもあるケーシー・ストーナーがマシンのお披露目役を務めたと聞いても驚くに値しないだろう。ストーナーとドゥカティのクラウディオ・ドメニカーリCEOは、7月1日から3日にかけてイタリアで開催された世界中のドゥカティ・ファンが集う「ワールド・ドゥカティ・ウィーク(WDW)」において、このスペシャル・エディションを公開した。

生産台数は全世界向けに限定500台で、トップ・トリプル・クランプにオートバイの名称と個体ナンバーがレーザー刻印される。発売は7月後半からとなる予定だ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー