【ビデオ】カナダ人の発明家が作った全方位車輪を使えば、縦列駐車も楽々!
縦列駐車は家を建てるのと同じくらい難しいと感じているドライバーの方々もいるのではないだろうか。そういう人たちは、どんなことをしたいのか、最終的な結果がどのようになるかは分かっているのだが、そのために必要なステップで要求されるスキルを持ち合わせていないのだ。そんな人たちのために、カナダ人発明家のウィリアム・リディアード氏が解決策を編み出してくれた。彼が自作した、後付け可能な全方位車輪「リディアード・ホイール」だ。

リディアード氏は、このホイールを彼の愛車であるトヨタ「エコー(日本名:プラッツ)」に取り付け、360度転回さえできる全方位性のクルマを作り上げた。これを使えば縦列駐車の際も、空きスペースの隣にクルマを寄せ、そのまま横向きに進めばいいだけだ。

説明を聞いても理解し難いかもしれない。文末の動画を観れば、この後付けホイールがどのようにクルマを動かすかがよく分かる。映像はわずかに早送りされているのだが、リディアード氏によると、ギヤ比の変更はパフォーマンスを犠牲にせずに行うことができるとのことだ。タイヤは溝付きで、ゴムの成分は一般的なタイヤと変わらないという。このシステムが4輪に24,000ポンド(約1万886kg)のトルクを伝えている、と同氏は主張している。

クルマ用に製作された全方位ホイールはこれが初めてではないが、後付けできる製品としては初めてではないだろうか。他のシステムでは、クルマであれフォークリフトであれ、それ専用に設計されている。

これの市販化を検討しているリディアード氏は、自ら製造販売するか、もしくは自動車メーカーに売り込むことも考えているようだ。このシステムは改良すれば特殊な用途にも適用できる可能性があり、自動車以外にも応用が期待できると同氏は述べている。

自動運転で縦列駐車ができる魔法のようなシステムを実用化している自動車メーカーもあるが、リディアード氏のシステムも選択肢としては面白い代案になるだろう。




By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー