『トップギア』の司会者クリス・エヴァンスの「俺様」的態度に、BBCの新しい上司がご立腹?
今シーズンから英国BBCの人気自動車番組『トップギア』で司会者を務めているクリス・エヴァンスの上司となった女性が、エヴァンスの高慢な態度に我慢できなくなっているという。これは英国のタブロイド紙『The Sun』による情報だが、ほかにも番組の内幕に関する多くのトラブルが報じられており、この話もあながち有り得ないことではない。

BBCのエンターテインメント部門の新しいトップに任命されたケイト・フィリップスは、今月末にクリス・エヴァンスと彼の態度について話し合うつもりだという。『The Sun』は、それを"危機的話し合い"と呼んでいる。話し合いを7月末に設定することで、BBCは『トップギア』最新シリーズの世界中における視聴率を攻撃材料とすることができるのだ。ケイト・フィリップスはエヴァンスの態度を管理する計画を立てているようで、番組の制作をワンマンで行うのではなく、他のスタッフにも任せるよう指示するそうだ。もし、エヴァンスがこの命令を聞かないのであれば、シーズン24では司会者としての仕事がなくなる恐れがあるという。

『The Sun』によれば、エヴァンスを解雇することになれば、BBCは将来の『トップギア』の司会をマット・ルブランに依頼するつもりだという。ある情報元によると、他の出演者である英国人ジャーナリストのロリー・リード、ベテラン自動車ジャーナリストのクリス・ハリス、ニュルブルクリンクの女王サビーネ・シュミッツ、元F1チーム・オーナーのエディ・ジョーダンは、今シーズンの最初に提示された「エヴァンスとそのほかの人々」形式よりも、マット・ルブランと番組を制作することを望んでいるとも言われている。

「クリスは態度が悪くて何でも自分でコントロールしたがるので、たくさんのスタッフを困らせている」とその情報元は語る。「彼はもうすぐ体制の変化について知らされることになる。気に入らなければ去るしかない。マット・ルブランは彼よりも有名で観客からも人気があるので、シーズン後半に向けてそうだったように、クリスは目立たなくなるだろう」。

番組ファンにとって、『トップギア』をフィリップスが指揮するのは良いことだ。情報元によると、彼女は有名人が社交ダンスを披露する番組『ストリクトリー・カム・ダンシング』を、米国向けに『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』として大ヒットさせた火付け役である。これは何も、『トップギア』で今週のゲストと司会者が社交ダンスを踊るという意味ではない。情報元の言うところの、「世界中で番組を成功させる秘訣を知っている」責任者に指揮をとってもらうこととなるのだ。これは今の『トップギア』には必要なことかもしれない。


追記:クリス・エヴァンスは7月4日に自身のTwitterで『トップギア』降板を明らかにしたと、雑誌『トップギア・ジャパン』発行元のサイト『オート・クリティーク』が報じています


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー