フェラーリ、創業70周年を記念して1台ずつ全て異なる350台の特別仕様車を製作
1947年に創業したフェラーリは、2017年に70周年を迎える。これを祝して同社は、1台ずつ全て異なる350台の特別仕様車を製作すると、6月末にイタリアのヴェネチアで行われた「フェラーリ・キャバリケード」に参加した100人のオーナーとコレクターに発表したという。

350台の特別仕様車は、「カリフォルニア T」「488 GTB」「488 スパイダー」「GTC4ルッソ」「F12ベルリネッタ」という現行ラインアップの5つのモデルにそれぞれ70台ずつ製作される。フェラーリは過去のモデルから最も印象的な70台を選び、これに着想を得て今回の350台はそれぞれ独自の仕様に仕立てられるという。そのデザインは、顧客の要望に合わせて特別注文を請け負う「フェラーリ・テーラーメイド」部門が担当することになるようだ。

しかし、フェラーリにとって最も難しいのは、350台の買い手を"見付ける"ことではなく、どのようにして買い手を"選ぶ"かということだろう。世界中の跳ね馬オーナーやコレクターから、世界に1台のフェラーリ350台に、購入希望が殺到するに違いないからだ。同社のセルジオ ・マルキオンネCEOによると、これが「私の仕事の最も難しい点だ」という。確かに億万長者を断るのは勇気のいることだ。

この350台の特別なフェラーリは、10月に開催されるパリ・モーターショーで公開されるという。全て実車が展示される訳ではないと思われるが、見る価値はありそうだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー