『トップギア』の新司会者マット・ルブランがクリス・エヴァンスの降板を要求?
英国BBCの新生『トップギア』から、またまた不協和音の噂が聞こえて来た。英国のタブロイド紙『The Sun』の報道を信じるならば、新司会者のマット・ルブランが、共同司会者であるクリス・エヴァンスを解雇しなければ自身が降板する、とプロデューサーに伝えたというのだ。これにより、次シリーズの撮影開始を数か月後に控えているBBCは頭を抱えることになった。

昨年末に新シリーズの撮影が始まった当初から、キャスト間に漂う険悪なムードについての噂はしばしば聞こえて来た。ルブランはスタジオでのエヴァンスの態度に失望しているようだったし、エヴァンスも撮影中以外は他のキャストとの関わりを避けていると伝えられていた。昨年12月、エグゼクティブ・プロデューサーのリサ・クラークが当番組を辞任したことも、エヴァンスの高慢な態度が原因と言われている。『The Sun』によると、エヴァンスは自身の低評価に反して、共に司会を務めるクリス・ハリスとロリー・リードが好評を得ていることに嫉妬しているという。

新シーズンを迎えた番組の評価は、賛否が入り交じっている。酷評を受けた初回放送から回を追うごとに改善は見られるものの、視聴率の維持には苦戦しているようだ。エヴァンス自身にも厳しい批判が寄せられており、すでに今後、出番が縮小方向に向かうとの話もある。昨年6月、新司会者にエヴァンスが決定した時から、その起用には評価が分かれていた。一方のエヴァンスも、米国の視聴者向けにアピールを狙ったルブランの起用に当初から異議を唱えていたと言われている。

BBCはすでに、ルブランと今後2シーズン分の出演契約を交わしている。計画どおり9月から次シーズンの撮影に入るとすれば、問題の解決を急がなければならないだろう。今のところ、BBCはこの件に関してコメントを控えているので、我々としては今後の展開を見守るほかない。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー