フォルクスワーゲン、米国で「ジェッタ ハイブリッド」を廃止
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新たな重点を電気自動車に置くと発表したフォルクスワーゲン(VW)だが、米国では2016年モデルを最後に「ジェッタ ハイブリッド」の販売を終了するという。「トゥアレグ ハイブリッド」が廃止されてから米国で同社唯一のハイブリッド車として残っていたのがジェッタ ハイブリッドである。現在市場に出ているハイブリッド車の中でもその走行性能を我々は最高と評価していたので、これは残念なニュースだ。

ジェッタ ハイブリッドがこれまで売り上げナンバーワンになったことはなく、VWの販売目標を達成することもなかった。最近まで同車はVW社内のディーゼル車と競争しなければならなかったのである。同社のディーゼル車とハイブリッド車を比べると、諸元表などに見られる燃費は同等で、販売価格はディーゼル車の方が概ね安い。ジェッタ ハイブリッドの燃費は市街地走行42mpg(約17.9km/L)、高速走行48mpg(約20.4km/L)となっており、最上級トリムのSELのみの販売で、メーカー希望小売価格は3万1,120ドル(約318万円)。ちなみに、トヨタ「プリウス」の最上級モデルは価格が3万ドル(約307万円)からで、燃費もジェッタ ハイブリッドに比べて格段に優れている。

このセダンは、最高出力150hpの1.4リッター直列4気筒直噴ターボ「TSI」エンジンと7速「DSG」トランスミッションの間に27hpを発生する電気モーターを搭載する...いや、していた。ハイブリッドではない同グレードのジェッタと比べても車両重量は220ポンド(約100kg)ほどしか重くなっていないため、他のハイブリッド車よりもキビキビとした走りが印象深的"だった"。

他にも2017年モデルのジェッタに関しては、安全機能や装備の充実を図りつつ、ラインアップが大幅に整理されている。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー