ジェレミー・クラークソン、EU離脱に向かう英国民を鼓舞
先の国民投票の結果を受け、英国は不安を抱えて失望に直面した状態に陥っている。これほどの困難は、第二次世界大戦でナチスの猛攻撃を受けて以来のことだろう。しかし、危機に瀕した英国人に対して我々が望むのは、お決まりの言葉にはなってしまうが、「平静を保ち、普段の生活を続けよ」(第二次大戦直前に英国政府が作成したポスターの文句)ということだろう。なんと、まさにこれと同じことを、よりによってあのジェレミー・クラークソンが言っているのだ。


Jeremy Clarkson@JeremyClarkson
もういい。今日は丸一日愚痴でも言って絶望感に浸ろう。そうしたら今度は気合を入れて厄介な困難に立ち向かわなくてはならない。
2016年6月24日午後11時34分

ジェレミー・クラークソンも、『The Grand Tour』で共にホスト役を務めるジェームズ・メイも、有名人の中で多数派の、EU残留を支持する側にいた。先週には、この2人がいかにも彼ららしい方法で、「なぜ英国がEUに残るべきなのか」について説明したビデオを公開して注目を浴びている。

しかし、結果はほんのわずかな差で「離脱」派の勝利。今、世界経済はパニック状態に陥っている。自動車業界では、メーカー各社の株価が市場で急落し、懸念が広がっている。経済全体にまで話を広げれば、「離脱」の結果が出た後から世界中の証券取引所で英国通貨ポンドが過去30年で最低のレベルに落ち込み、混乱している。そしてクラークソンにとっては、友人であるデービッド・キャメロン首相が辞任に追い込まれることになった。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー