ズームして見てみよう! 700m離れた場所から530億画素で撮影したベントレー「ミュルザンヌ」
「拡大! 拡大! もっと拡大しろ!」。先日ベントレーが公開した画像は、刑事ドラマで防犯カメラに写った容疑者を特定するワンシーンのようだ。しかし、そんなドラマに出てくる防犯カメラの画質とは違い、米国サンフランシスコの名所、ゴールデンゲートブリッジを渡るベントレー「ミュルザンヌ・エクステンデッド・ホイールベース」を写したこの画像は、どんどん拡大してみてもまったくぼやけることがない。

というのも、この画像はNASAの火星無人探査機ローバー「キュリオシティ」にも採用されているパノラマ写真の撮影技術を使って作成されているのだ。一見、風景写真に見える橋全体の画像にズームインしていけば、ミュルザンヌが現れる。さらに拡大していくと、タンレザーのシートに施された「ウィングドB」エンブレムの刺繍、その4,500ものステッチ1つ1つまで、はっきりと確認できる。

ベントレーによると、この画像は約700m離れた場所から5万3,000メガピクセル(53ギガピクセル)で撮影した700枚のデジタル画像を合成して作成されているという。普通のインクジェット・プリンターで紙に印刷して並べれば、サッカー場を覆うほどの大きさになるそうだ。

画像のミュルザンヌは、漆黒に近い「マグネティック」と「ローズ・ゴールド」の2トーンで仕上げられている。ベントレーは、この33万ドル(約3,400万円)もする高級車がどれほど細部まで拘って製作されているかを伝えるために、この画像を作成したという。

それでは公式サイトの特集ページで、530億画素の画像を実際にズームしてみよう。お急ぎの方は、ズームしているところを映した以下の動画をどうぞ。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー