EU離脱が実現すれば日産「リーフ」も欧州各国で10%の課税対象に!?
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英国では欧州連合(EU)に残留するか否かについて国民投票が行われ、本日間もなくその結果が出ることになっているが、自動車業界もその影響を受けている。

英国BBCの人気自動車番組『トップギア』の元司会者、ジェームズ・メイとジェレミー・クラークソンはEU離脱反対を訴える映像を公開したばかりだ。また、日産は離脱賛成派が日本の大手自動車メーカーなどのロゴマークを使いながら、離脱しても生産拠点を英国に残す方針だと記載した冊子を配布していることに対し、同社のロゴと社名を使用しないよう裁判所に提訴している。もし英国のEU離脱が実現した場合、ジャガーランドローバーは年間14億7,000万ドル(約1,555億円)の損失を被る可能性があると発表している。トヨタは"Brexit"(英国のEU離脱)が起これば、英国で生産しているトヨタ車を欧州各国で販売する際に、約10%の税金が上乗せされるとの懸念を伝えている。日産も、イングランド北東部にあるサンダーランド工場で数多くのクルマを生産しており、その中には電気自動車(EV)の「リーフ」も含まれている。となるとそのリーフも課税対象になるのか気になるところだ。

日産は欧州でリーフの販売価格が上がる可能性に関して否定はしていない。しかし、トヨタのクルマに10%の税金が課せられるなら、日産のリーフも課税対象になるのは当然だ。欧州でリーフが生産されている場所はサンダーランド工場だけなので、英国がEUを離脱した結果、世界で最も売れているEVが欧州各国で値上げになることは十分にあり得る。

日産は今年2月、EU離脱に反対を表明している。だが、同社の広報担当者は今週になってこの声明に補足したり、10%の税金が上乗せされると発言することはなく、ただ「反対の意志は変わらない」と述べただけだった。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー